IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

084.人手不足の日社会

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 佐藤@IT雑貨屋です。
 最近、ふと感じる事があるのですが、日本の労働人口は少なくなってきてますよね。

 【独自】人手不足倒産が過去最多ペース 月内にも前年水準超え

 これは産経新聞の記事ですが、確かに最近では人手不足の影響が、日本社会の中にジワジワと忍びよって来ている事を感じます。

 私は今住んている場所には、もう四十年ほど住んでいます。以前にある人材紹介会社のご高齢のコンサルタントからは「成人したら地元を離れるのが普通だろう」と言われましたが、成人後にどこに住もうが本人の自由意志ですよね。

 少し話がずれました。
 この住んでいる近所には、私が小学生当時、新興住宅地であった場所があるのですが、休日に散歩をしてもそこの住宅地内で子供の姿は見かけなくなりました。
 まあ子供の遊び方も変わりった事もあるかと思いますが、偶に空き家となり手入れがされていない家もあります。

 私が子供の頃は、公園には常に子供達が溢れていて、裏通りにも子供があちらこちらで遊んでいるような場所だったのですが、この閑散とした雰囲気に、これもやはり少子高齢化の社会の姿なのかと何時も思います。

 企業があればそこに仕事はあるわけで、そこには労働する人が必要になりますが、多くの企業には定年制度があり、毎年、ある年齢になったら退職していきます。そして常に新しく若い労働力が入ることで、組織としての新陳代謝が図られているのですが、今の時代、この「新しく若い労働力」が減少し始めていて、企業の仕事をこなしていく能力が低下を始めています。

 だから各企業はこの労働力の補填に力を入れますし、そこに多くの資金を投入していきます。しかし中小零細企業では、この補填するための資金力も高くない事から、今回紹介したような「人手不足による倒産」という事態も発生しているのでしょう。

 今の政府は「一億総活躍社会」というスローガンを掲げているのは良いのですが、この少子高齢化という社会で起きている現実について、一体どれだけ理解をしているのか、聞いてみたいものだと思います。

 これは今後の日本社会に、様々な問題を引き起こしていく問題であり、場合によっては単に人手不足による企業倒産だけではなく、社会の治安悪化、また国際的な日本社会への評価が下がり信用度を無くしてしまうという問題を内在しています。

 そしてその内在している問題が顕在化する時期は、そう遠くない未来でしょうが、その時には今の政権の政治家や官僚の多くは鬼籍に入っている頃でしょう。しかしそれは私達の子供や孫の世代に「大きな負の遺産」として引き継がれる事にもなってしまいます。

 もう少し真剣に考えてほしいものです。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
 これからもIT雑貨屋を、よろしくお願い致します。

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