IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

071.[五十の転職]転職理由

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 佐藤@IT雑貨屋です。
 くずついた日々が続いてますが、皆さんは体調を崩されてませんか?

 さて、転職には様々な理由があります。

「今の給料が安い」「今の仕事がやりたい事ではない」「他の仕事をしたい」と様々あります。
しかし他の会社に転職する場合には、その転職理由というのは必ず聞かれます。

 さて、転職する人たちは、面接でその事を聞かれた場合、どの様に答えるのでしょうか。

 まだ若い世代。そうですね、三十代中頃までであれば、将来的な汎用性を鑑みて、そこについてはあまり追求される事は無いと思いますが、さすがに四十代中頃以降は、そう簡単にはいきません。

 ここで大事なのは、過去に転職歴があれば、それを含めてしっかりとした論拠(理由)と一貫性を明確に答えられるかどうかです。

 以前に私は知人と会社の経営に携わっていた時期もあり、そこでは社員採用の担当をしていました。
 私がその会社に在職中、数回は募集をかけましたが、一回の募集に対して毎回十名以上の応募があり、その面接を全て一人でこなしていました。

 当時の私が確認すべき大事なポイントの一つとして考えていたのは、この転職理由でした。

 「なぜ今居る会社を辞めるのか(辞めたのか)」
 「過去に転職があった場合、その時の転職理由は何か」

 これを質問すると、面接者は様々な理由を丁寧に語ります。「給料が安い」「仕事に将来性がない」「自分の求める仕事を与えられなかった」と、その語る理由は様々です。

 変わった処では、大学卒業後、数年間、職歴がない人が応募してきた事がありました。見た感じも長髪ヒッピーの様な出で立ち。一応、ジャケットにスラックス、そしてワイシャツにネクタイはしてましたが、何となく違和感がある人物。(この時は応募理由でしたが)理由を訊ねると、しっかりと大きな声で「私は将来、ネパールに貢献したいと想い、御社に応募しました」と言う答えがありました。何でも大学卒業後、ネパールに数年バックパッカーで過ごしていて、ネパールという国を愛してしまい、そこに貢献出来る技術者になろうと決意して応募をしたというのです。
 心意気は大層な事なのですが、当時の会社で欲していたのは、会社として開発部のエンジニアとして振る舞える人、そして会社の業務を将来的に担える人でその可能性を持ち合わせた人を求めての求人でしたので、この時には丁重にお断りしました。

 この転職理由から、応募した人が会社の求める人材像を持っているのかを判断するのは、結構大変なのですが、実はその他の質問、例えば前職ではどの様な立場に居たのか、どの様な仕事に取り組んできたのか、実績として何を残してきたのかを、合わせて確認することで、その人の仕事に対する価値観とか、姿勢が見えてきたりします。

 だから転職の際には、この転職理由というのが重要なポイントと私は見ていました。

 私自身、今回の転職活動を行うに際して、この転職理由について、過去に遡り思い出し、かなり思考を重ねて語る内容を考えてみましたが、それは自分自身の仕事に対する考え方、また将来、自分自身としてどの様にあるべきかを考え直す時間となりました。

 面接に際して、担当者の人に納得してもらうには、自分自身で納得できる転職理由を考えておく必要があります。
 そういう点でも、しっかりとした転職理由を考える。それが転職に取って一番大事な事ではないでしょうか。

 ここまで読んで頂きありがとうございます。
 これからもIT雑貨屋をよろしくお願い致します。

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