IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

070.転職について

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佐藤@IT雑貨屋です。

世間は夏休み期間で、通勤電車もけっこう空いていて、通勤が快適だなあと思うと共に、実は仕事も結構ゆるゆると進む季節になってます。

皆さんはこの夏、どの様にお過ごしですか?

「条件は、今より良い会社。以上。」

こんなキャッチフレーズが某転職サイトのCMで流れているのを見る度に、少し現実との違和感を感じていますが、その事について今回は少し記事を書いてみます。

私は過去に転職(これは会社が変わるという意味で、職場が変わるという事ではもう少し少ないのですが)を6回しています。
転職理由ですが、大半が勤務している会社の経営が厳しくなったり等の転職で、あと会社の都合により転籍という事もありました。また転職に際して、転職先の会社の大半は知人に誘われたり、声かけられてのもので、自分で能動的に転職しようと動いたのは、実は今まで二回しかありません。(うち一回は今回の転職でした)

最初の転職活動の時もそうでしたが、今の日本の中では「転職」という事が未だ「職歴に傷を付ける事」を感じました。
この二つは、ほぼ異音同義語となってませんか。

ベンチャー系の企業では、それほどこの意識はありませんが、少し大きな規模の会社の面接では、やはり転職回数の多さというのは採用に対してマイナス要因となるようです。

私も幾つかの会社を受けましたが、やはり中堅規模以上の企業等からは「転職回数が多すぎる」という事で跳ねられた事もあります。

だからと言って、これが間違いだとは思いません。何故ならば一般的に転職と言うことは、それまでの職場に不満があるか、職場の中に溶け込めなかった、仕事に不満があった、または会社に対する「忠誠心」が足りないという様な評価につながっていく事が多くあり、それが今の日本の社会の中での転職に対するイメージともなっているのでしょう。

あとは「一つの場所で頑張る事が出来ないのか」という評価もつく場合があり、どうしてもマイナス要因的に見られてしまうものです。

そういう意味では安易に会社を変わるというのは、あまり良くない事かもしれません。

さて、先に紹介した某転職サイトのキャッチコピーですが「今より良い会社。以上」というのは、何を指しての言葉でしょうか。

今より職場環境が良い事を考えての事なのか、それとも収入が良い事を考えてなの事なのか。その内容は多岐に渡るのかもしれません。

確かに昨今話題となっている「プラック企業」の様な会社に勤めていて、少しでも待遇改善を求めるという事は有りかもしれませんが、収入を単に上げたいという事での転職は、僕は少し考え直した方が良いと思います。

とても大雑把な話ですが、会社員としての収入(給与)は、その会社への個人としての売上高の三分の一という話があります。
例えば月に九十万の売上高がある人が居たとしたら、会社の利益として三十万、社会保障等の経費で三十万。そして個人の給料で三十万という内訳です。

勿論、この計算式が金科玉条の様なモノではありませんが、要は会社への売上貢献に応じて給料は支払われるのであって、それを無視して自分の収入が上がると言う事はあり得ないのです。

だからもし「今より良い(収入の)会社。以上。」と言うのであれば、今の自分にそれだけの仕事として価値ある事が出来るのか、そこについて冷静な視点をもたなければいけないと思うのです。

また異業種への転職も慎重に考えた方が良いでしょう。やはり仕事の経験値がそこでリセットされるので、収入という事では、どうしても下がってしまいますし、業務キャリアとしても深まりを期待することが難しくなります。

転職とは人生にとって、とても大きなイベントです。だからこそ大胆さの中にも慎重な心構えを持ち、今の自分の立ち位置に対しても冷静な視点をもって考えなければなりません。

その様な態度で転職に望み、けして「職歴に傷付ける」という様な転職をしないように、取り組んで行く事が大事だと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございます。
IT雑貨屋を今後も宜しくお願いします。

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