IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

068.【雑感】あるキャリアコンサルタントの記事を拝読して②

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佐藤@IT雑貨屋です。

今年の夏休みも終わり、本日から仕事に復帰しました。

以前には9連休とか長めに夏季休暇は取得していたのですが、今年は新しく制定された「山の日」と、休日出勤の振り替え代休を利用して7連休の休みという事にしました。
子供たちが小さい頃には家族揃って旅行という事もやっていたのですが、子供もある程度大きくなると、各々自分の考え方が出てくるので、以前の様に家族旅行という事も難しくなって来ていて一抹のさみしさを感じてしまいます。

さて今回の記事も前回に引き続き、あるキャリアコンサルタントの記事から思う事について書かせてもらいます。

就職できない若者の「トンデモ言動」
なぜイマドキ新入社員は定時で即帰ってしまうのか
DIAMOND ONLINE 2016年8月10日掲載記事

前回の記事では、定時退社をする新入社員に対して「所属意識の違い」という角度でを取り上げていた事について、私自身の思う事を書かせて貰いました。

そして「決められた時間の中で業務をこなす=アルバイト感覚」という事については、今の時代、企業の中で仕事に取り組む社員としてはむしろ求められるものであり、新入社員の「所属意識の違い」という以前に定時退社をする新入社員の業務内容や取り組み状況については、マネージャーサイドでしっかりと掌握して管理すべきではないかという事を書かせてもらいました。

まあ定時退社をする新入社員に対して「アイツはダメだ」という以前に、その新入社員がどの様に仕事を取り組んでいるのか、しっかりと先輩社員やマネージャーは知るべきであり、それなくして単純に「ダメな社員」という烙印を押すものでは無いと僕は思うのです。

また続いてこの記事の中では
『会社は「アウェイ」な場所、だから早く帰りたくなる』という指摘もありました。そしてその理由については以下の様に指摘しています。

「上司世代と若者世代の所属意識の違いは、「どこに」居場所を求めているかの違いでもあります。これは単純に自宅や実家という場所ではなく、どの居場所に所属意識を置いているかということです。」

つまり新入社員が会社に対して「所属意識、会社"も"自分のいる場所」という意識を持たせられなければ、結果として会社はその新人にとって「アウェイ」の場所になってしまい、早く会社から帰りたくなってしまうという事なのでしょう。これは会社にとっても離職率が上がるというマイナス面があり、新入社員にとっても「会社に馴染めない」という状況を作り出してしまいます。
それは結果として「実は正社員から最も遠のく考え方」となってしまうという、その新人にとってもリスクとなる事を指摘していました。

ただこの発想というのは、従来の大企業にあった思考ではないでしょうか?
まず新入社員に所属意識を持たせたとしても、その新入社員が自身の将来のキャリアパスと異なる業務の会社であったと感じた時には、その社員は遠からず離職する傾向が強いと思いますし、企業にとっても所属意識だけを持たれ、結果として業績に貢献出来ない社員となってしまった場合には、いわゆる「フリー・ライダー」を多く作り出してしまう可能性もあると思います。

だから「所属意識」という事を新入社員に醸成させる以前に、会社としては新入社員に対して何を期待していて、その新入社員の人生の中で会社の仕事をどの様に位置づけしてあげられるのか、まずはそういった事をしっかりと意識づけをする必要があると思うのです。
そういった前提の上で会社に「所属意識」を持たせて上げられれば、先に述べた「フリー・ライダー化」を防ぐ事も出来るでしょうし、会社にとっても業績に貢献できる意識を持った社員が育成出来ると思うのです。

今から十年ほど前から、日本も「市場原理主義」の傾向が強くなってきました。
それは労働者の中の「正規雇用」よりも「非正規雇用」の労働者が増加している事から読み取る事が出来ます。また私の周囲でもリストラされ、人生の中で大事な年代になって職を失ってしまうという人も度々出てくる様になっています。

企業の方でも利益追求という傾向を強め、そこから従来あった「終身雇用」という形態が無くなりつつあります。
そしてそれは従業員が「一生、同じ会社を勤め上げる」という事う難しくしている時代の様に感じます。

こういった時代だからこそ、これからの日本の担い手となる新入社員に対しては、仕事の先輩として、また上司として生きていける力をつけてあげるという視点から、指導をしてあげるという事も必要なのではないでしょうか?

そしてそれは単に「残業しないで定時退社で帰る新入社員」に対して、単に「ダメな奴」という言葉を投げかけるだけではダメだと思うのです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
これからもIT雑貨屋をよろしくお願い致します。

【IT雑貨屋ーホームページ】
http://www.itzakkaya.com/


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