IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

062.【自分の事】閑話休題、怪談めいた話

»

佐藤@IT雑貨屋です。

過去の事を振り返りながら書くというのは、中々難しい事なんですね。
以前の記事「053.【自分の事】転職の兆し」の続きを書くために、過去の事を思い出し思い出しまとめていますが、何せ四半世紀近く前の事なので、読み返すと若干違うところもあったりしています。

でもまあ大筋としてはあってますので、その続きを今回は書いてみたいとおもいます。
ちょっと季節とはアンマッチですが、お時間のある方はおつきあいください。

当時の私は本当に余裕というものがありませんでした。
生活はと言えば、当時は安アパートに独り住まいで、晩御飯はというと会社近くの中華料理屋に出前を頼んで会社で食べてました。23時までにテナントビルを出れれば帰れるのですが、警備の関係上、23時を過ぎると正面玄関は施錠され、翌日の朝まで出る事が出来なくなるので、必然的に会社に泊まる事になってしまいます。

会社のあった場所は、横浜駅から少し離れたところで周囲には風俗店や連れ込みホテルもあり、浮浪者も徘徊している場所だったのでけして治安が良いとは言えない場所。まあ周囲の連れ込みホテルでは殺人事件もあったりして、新聞沙汰になった事もありました。そんな事から、こういったビル警備となっていたのだと思います。

そんなこんなで会社に一人で泊まる事もあったのですが、深夜、たまにトイレに行くのに部屋を出ると、長い廊下の先で右が役員室、左が営業部室になっているのですが、その役員室から営業部室に「誰か」が通るのを見かけた事がありました。

「疲れているから気のせい、気のせい」

そう自分に言い聞かせ、急いでトイレから開発部室に戻る事もあったのですが、やはり夜中に一人、事務所に残るというのは気分の良い事ではありません。でも大半は、持てる業務が常にひっ迫していたので、ラジカセ(当時、有線放送なんて入れてませんでしたし)で久保田利伸の歌やサザンの歌のカセットを鳴らしながら作業に没頭していました。

しかしある深夜の事でした。
いつもと同様に深夜二時頃に一人で作業をしていると、廊下から歩く音が聞こえてきたので「警備員が回ってきたのかな?」と思っていた処、突然、開発部の部屋の扉が「ドン!ドン!ドン!」と大きな音で叩かれるではありませんか。

口から心臓が飛び出るほど、驚くというのはそういう事を云うのか!!と納得するほどだったのですが、「どうせ警備員だろう、もう少し静かに叩いてくれないかな!!」と半分いらだちを憶え、部屋の鍵を開けて廊下を見ると、そこには電気が消えて非常灯の緑色に照らされた廊下だけ、人の気配なんでありません。

当然、エレベータの処をみても、既にエレベータは電源が落とされていて動いていません。また非常階段の鍵も操作した気配もない状態でした。

「ひやぁ~桑原くわばら!!」

急いで部屋に戻り鍵をかけましたが、この日は明るくなるまで寝る事が出来ませんでした。

あれ?こうして書いてみるとあまり怖い話ではありませんね。。。
まあ長い間、仕事なんてやっていればこんな経験をする事もあるんです。

ここまで読んでいいただき、ありがとうございます。
これからもIT雑貨屋をよろしくお願い致します。

【IT雑貨屋―ホームページ】
http://www.itzakkaya.com/

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する