IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

059.【自分の事】過去につきあった機器について-2

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佐藤@IT雑貨屋です。

つらつらのブログ更新を再開しています。
仕事をしながらも日々何かを考えていますが、そういう事をここで書かせていただ来ますので、お時間のある方はどうかおつきあいください。

さて今回の記事は「057.【自分の事】過去につきあった機器について」の続編となります。

工業高校に進学しながらも、その後何を考えたのかデザイン学校に進学、一時期はIT関係から遠ざかっていました。
しかし結果としてはIT業界に舞い戻ってきてしまったのも因果なもので、そこで再びコンピューターとの付き合いが始まりました。

■Primeコンピューター(型式不明)

Prime9950_kean.jpg 1986年に当時ベンチャー企業であったCAD開発ベンダに就職したのですが、そこの職場で最初に触ったのがPrimeという会社のミニコンでした。
 高校時代に教わったコンピューターではOSとかファイルという概念もなく、ましてやディレクトリ階層構造という事も学んでいませんでしたので、その基本的な事をこのコンピューターで実機を通して学ぶ事になりました。
 またこの端末で「C言語」による開発作業も初めて取り組んだのですが、当時の会社にあったC言語のマニュアルがマイクロソフト社のC言語を元にしたものだったので、環境による開発言語の異なりについても、理解するのに一苦労した事を憶えています。
 このPrime社のコンピューターに搭載されていたCADアプリケーション、「Medusa」というシステムのカスタマイズ作業に取り組んでいましたが、OSの基礎やC言語の基礎、またCADというものを理解したのがこの機器だったのです。
まあ兎に角立ち上がるとにぎやかな機械でしたが、終了時に「spindown」というコマンドをコンソールに入れると「ヒューム」という音と共にシステムが停止するのが、当時の僕には少し楽しかったです。

■リコーマイツール

0095_01_l.jpg 次に触ったのがリコーマイツールというパソコンでした。
 当時、このパソコンはCPUがインテル社の80286でハードディスクの容量は20Mbyte。搭載メモリは2Mbyteでそのうちの1MByteは「RAM DISK」として利用していました。
 OSはマイクロソフト社のMS-DOSVer3.1で、全てはコマンドを叩いて操作するというもの。(いまでいうGUIなんてありません)
 当時の会社ではこの機器で動く二次元CADのアプリケーションを開発していましたが、当時の私の担当はデバイスドライバの開発でした。
 この機器で初めてMS-DOSを触りましたが、最初にPrimeのコンピューターをいじっていた為か、とてもチープな印象を受けた事を憶えています。

この当時、このパソコンをプロジェクトで共有し、プログラミングは基本的に机上で検討した後、端末を1時間ほど借用しコードを入力、コンパイルするなど、今では一人1台が当たり前なのですが、数人で1台でしたから、今から考えると何とものんびりした感じですね。

■NEC PC-9801VM

b11018d1.jpg 当時、デバイスドライバを担当するにあたり、8086系アセンブラを利用したり、そのインターフェースをC言語のライブラリとして提供するという事を求められたのですが、私はこの業界に入ってばかりで基礎知識が無く、それらの基礎を学んだのがこの機器でした。
 このPCが部屋の片隅に放置されている事に目をつけて、上司に相談して借用、自分の机の脇にもってきて使っていたのですが、会社にあったこの機器にはハードディスクがなく、すべてフロッピーディスクで動かしていました。
 その構成はというと、MS-DOS+日本語入力FEPで8インチFDDを2枚、コンパイラで5インチFDDを1枚。そして作業用に5インチFDD1枚という内容。
 作業を始めると「ジー・・・バッコンバッコン・・・パコパコパコパコ」というとても賑やかな機械で、静かな開発部の居室の中で私一人が賑やかな音を立てながら実機を様々操作していました。でもこの機器を自由に操作させてもらった事から、MS-DOSやPCの内部構造の理解が格段に進みました。
なんでもまずは実機をいじる事が大事なんですよね、エンジニアにとって。

うーん、、、こう振り返ってみると私の機器経歴は、そのまま日本の中のPCの歴史をトレースしている感じがしますね。
このシリーズはまだ当面続けようと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
IT雑貨屋をこれからもよろしくお願いします。

【IT雑貨屋―ホームページ】
http://www.itzakkaya.com/

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