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Sony Book Reader PRS-T1購入

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前モデルの購入から1年もたたずに新製品が出たからといって購入するのも早いという感じですが、買ってしまいました。

やはり初期モデルはソフトウェアのアップデートで様々な速度が改善されたといっても、iPadのサクサク感からはほど遠く、もっと速くならないかという不満が漫然とありました。

それといちいちPCで本の購入を行い、USB経由でコピーするという操作も面倒といえば面倒です。

今回のモデルはWiFiをサポートしているので、直接Sony Storeから本の購入が可能とのこと。

電器店で実物を見ているうちについ購入してしまいました。

第一印象は、前モデルに比べて大分軽くなったなという点

これは前モデルが金属を使っていたのに比べて、今回のモデルは全面プラスチックになったのが大きいように思います。

逆にプラスチックになったことで少し安っぽい感じになりました。

そして、専用のブックカバーもそれに合わせて軽量化されたのか、前モデルの専用カバーが質感がすごく良かったのに対して、本体以上に安っぽい感じになったように思います。

Sonyさんもいろいろとコストダウンの圧力が強くてこうせざるを得なかったのかもしれませんが少し残念です。

WiFiで繋げる前にPC上の管理ツール(eBook Transfer for Reader)で以前の本をコピーしようと思い、そのツールを立ち上げた所、うまく認識してくれません。

ツールもバージョンアップが必要なのかと思い、ダウンロードページに行くと、新しいバージョンのものが用意されていたので早速ダウンロードし、アップグレードを実施しました。

しかし、相変わらず認識しません。

いきなり初期不良かと思いましたが、古いReaderを接続してもやはり認識してくれません。

以前は、同じマシン上で利用していたので、何が原因なのかよくわかりません。

そこで方針を変え、WiFiで接続し自分のアカウントでログインしました。

そうすると以前購入した本がリストされ、再度ダウンロードできるようになっていました。

当たり前とはいえ、無事大部分の以前購入した本をダウンロードできました。

しかし、いくつかの本は、その形式をサポートしていないといわれダウンロードできませんでした。

下位互換性くらい保持してほしいところです。(うわさによると今回の製品はOSとしてアンドロイドを採用していて、前の製品とは中身が大きく変わっていることと関係しているのかもしれません。)

週末に宝塚に帰った時に今度はそこのPCにも最新版のソフトをインストールしましたが、現象同じく接続できません。

一方、会社で使用しているMACおよびWindows 7のマシンではちゃんと認識しました。

サポートに問い合わせてもおそらく自作マシンはサポートしていませんと返答されるのがオチと思われます。

原因不明ながら肝心のソフトが動作しないというのは、すこしフラストレーションが溜まります。
(動作しない2台の共通点といえば、自作NASとの接続にiSCSIを設定していることぐらいですが、これが影響しているかどうかは確証がありません。)

それで、実際の操作感は前製品よりは確かにかなりレスポンスはよくなっている感じはします。

しかしiPadのさくさく感にはまだ到底およびません。

自炊PDFを読み込み、ピンチイン、ピンチアウトを繰り返すと追従するのにかなりもたつきます。

残念ながらそういう操作は実用的ではないようです。

以前は、電源は上にスライド式のものが用意されていましたが、今回は下のボタンに変更されています。

個人的には以前のほうがやりやすかったというか、今回は、なれるまではボタンがどこにあるかわかりにくく何か押しにくい感じがします。

まあなれの問題だとは思います。

タッチペンは本体が軽量化されているにもかかわらず、以前のものより大型になっており、そこの意図がいまいち良くわかりません。

2台持ちする必要性は全く感じませんので、古い方はオークションで売ることにしました。

だいたい同スペックのものがオークションで5000円〜10000円で取引されており、意外に高く売れるものだと思い、どのくらいで落札されるか楽しみです。

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