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そのゲームコレクターの名前は酒缶。1万本以上のゲームソフトを所有するゲームコレクター。でも、彼には秘密があります。それは……ゲームの知識は全部、未来から来たみんなの人気者・アツめもんに教えてもらっていたのです! ゲームコレクターの視点でゲームについて色々と書いていきますのでよろしくお願いします。

マニアはどこまで試されているのか?

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 「激論!どっちマニア」に出演した際の記念品が昨日届きました。

 

どっちマニアノート.JPG

 このノートを持っている限り、ボクは自分のことをマニアと言ってもいいんですかね?

 

 そういえば、すっかり忘れていたんですけど、昨年の9月に発売されたさくら学院の「WONDERFUL JOURNEY」の購入特典のカードもかなり前に届いていました。昨年届いていたんですけど、書くタイミングがなかったため、完全に放置されていました。

 

WONDERFUL JOURNEYカード.JPG

 さくら学院のCDにはカードが同梱されることがよくあります。さくら学院のメンバー+1種類のカードが作られていて、その中の1枚がランダムで封入されるという手法なので、カードをコンプリートしようとすると、CDをメンバーの数以上買わないといけない、というわけです。なぜメンバーの数「以上」かというと、各メンバーの写真のほかに集合写真があるからですね。それが「メンバー+1種類」の「1種類」なのですが、それ以上に問題なのは、ランダム封入。ランダム封入で開けるまでどのカードが入っているかわからないから、コンプリートするのは至難な技なんです。

 

夢に向かって.JPG

ベリシュビッッ.JPG旅立ちの日に.JPG さっと見ただけでも、こんな感じで1枚ずつカードが入っています。写真にはCDとカードが2枚ずつ写ってますけど、「夢に向かって/Hello! IVY」は上がモノコムサコラボ限定盤で下が通常盤、「ベリシュビッッ」と「旅立ちの日に」は上がDVD同梱の初回限定盤で下が通常盤、同じCDのバージョン違いでもそれぞれカードが入っていたので、父兄(さくら学院のファンのこと)は大抵2種類のカードを持っていることになります。

 

 そして、昨年の9月に発売されたさくら学院の4thシングル「WONDERFUL JOURNEY」は通常盤と初回限定盤Aと初回限定盤B3種類が発売されたのですが......。

 

WONDERFUL JOURNEY.JPG

 カードが入ってないんですね。代わりにこんなモノが入っていました。

 

WONDERFUL JOURNEY封入プリント.JPG

 「WONDERFUL JOURNEY」のカードは応募者全員プレゼントだったんですね。それが冒頭の写真のカードで、全員分のカードが揃っています。CD3種類買えば全部揃えられるので、コンプリートを目指す人にとってはかなり楽......というかコンプリートを目指すこと自体が意味なくなってますが...。

 

WONDERFUL JOURNEYカードコンプリート.JPG

 そんな感じでさくら学院のCDのカードを収集する楽しみがなくなったかと思ったら、今年の2月発売される5th Singleの「My Graduation Toss」は通常盤、初回限定盤A、初回限定盤B3種類のCDが発売されるのに、カードが同梱されるのは通常盤のみ。しかも、全12種類から1種類のランダム封入とのことなので、2種類以上のカードを手にするためには......恐いのでこれ以上は書けません。

 

 まぁ、そんなわけでコンプリートの道は厳しくなったわけですよ。

 

 そういえば、ゲームでもこんなタイトルがありました。セガサターン向けに発売された『デザイア』というタイトル。

 

デザイア.JPG

ゲーム自体はアドベンチャーゲームで比較的知られているタイトルなんですけど、実はトレーディングカードが封入されていました。

 

デザイア同梱カードの袋.JPG

 当時、このゲームの発売元のイマジニアがトレーディングカードの販売を始めてイマディオというブランドを立ち上げた時期だったためか、このゲームにもトレーディングカードが同梱されたんですね。で、どんな感じでカードが同梱されたかと言うと、『デザイア』のトレーディングカードが全11種類のうち2枚がランダム封入、『イヴバーストエラー』のトレーディングカードが全13種類のうち1枚がランダム封入という内容。

 

デザイア同梱カード.JPG

つまりカードを同梱しようとすると、最低13個のゲームを買わないという......まぁ、大抵の人はコンプリートを目指さないと思うんですけど、当時はゲームの絵柄を使用したトレーディングカードが流行っていた時期だったので、Niftyのトレーディングカードのコミュニティではコンプリートのために『デザイア』をボックス買いした人の話が出てました。まぁ、本当かどうかはわかりませんけど......。

 

デザイアケースの中身.JPG

 そんなわけで、ゲームの世界でも同じモノを沢山買わないと全てのカードが揃わないような商法があったのですが、条件が厳しくなるとコンプリートを目指す人がいなくなるので、がめつい商法はほどほどに、という話。

 

 ちなみに、ここからは深刻な話。さくら学院のシングルCDが発売されるということは、公開授業というイベントが行われます。さくら学院は義務教育が終了するとメンバーが卒業するので、この時期には卒業イベントも行われます。そして、それぞれのイベントとシングルCDは、実はとても密接な関係があり、イベントに参加するにはCD付きのチケットを購入しないといけないんです。

 

 昨年の夏には公開授業が20回行われたため、CD発売日には20枚のキャンパスチケット盤が家に届いた話は以前書きましたけど、今回もそういうことが多くの父兄さんに起こるんでしょうね。

 

 先日、2013118日(金)の12時から、ユニバーサルミュージックストアでチケット販売があり、ボク自身も12時丁度に注文手続きをしたのですが、その時間には当然父兄さんがサイトに殺到するのでネットに接続しにくくなりました。ボクはというと、全てのチケットをカートに入れて購入手続きに進み、支払方法を選んだところでなぜかシステムエラー。その後、システムエラーが復帰しない間にチケットが次々と売り切れてしまい、現在でも売り切れていない329日のライブチケットのみしか購入できませんでした。

 

ユニバーサルミュージックストア.jpg

 さらに調べてみると、今回のイベントのチケットは12枚まで購入できたとのこと。普通に考えれば、2枚購入の人が増えれば、前回までに比べて購入できる人の数は最悪1/2まで減ってしまうわけですから、今回は購入難易度が高くなっていたはず。そして、その中には購入後にyahooオークションに出品してしまう人もいるので、本当に欲しい人にどれだけチケットが回っているのか疑問に思います。

 

 さくら学院の人気が出てきて、12時販売のイベントが1210分くらいで完売してしまうのならば、買えなくても諦めが付くのですが、14時、15時になってもシステムエラーが止まらず、自分だけ購入できないのは納得できないので、今回は何らかの手段を講じて出来るだけ多くのイベントに参加できるようにする予定です。オークションとかは手を出したくないんですけどね。

 

 正直言って、ネットのストアでチケットを売るのは無理があると思うんですよね。先着順だとその時間に人が殺到するのは当たり前なのに、システムエラーのリスクはユーザー側が負わないといけないのは本当に理不尽。ユニバーサルミュージックさんはイベントのチケットを売ることでCDが売れるのならば誰に売れてしまっても問題ないと思っているのでしょうけど、それで本当に父兄の元にチケットが届くかというとかなり疑問。

 

 客商売なので、法や倫理に反しなければどんなことをやってもらっても構いませんが、その結果、ファンが離れてしまうのでは意味がありません。イベントの運営や販売手法でファンを不愉快にするのは意味がないので、もう少しちゃんと戦略を立ててもらいたいものです。

 

 こんな状況なので、今回はライブチケット盤もキャンパスチケット盤も沢山届くことがないので、この棚は安泰......かも。

 

20130120さくら棚.JPG

 「さけかんの ゲームコレクターレベルが あがりました!」

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