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Case Management ソリューションとの出会い(新しい形のBPM)

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お恥ずかしいお話ですが、今回が2016年 最初のブログとなります。傍から見るとただ怠けていたように見えますが、ブログを更新していなかったのには理由があります。それは「新しいBPM、ケースマネージメント・ツール 」との出会いがあったからです。

BMP(ビジネスプロセス管理)ツールは社内システムなどで前から使われていましたが、最近では一連の管理サイクルを超えたアドホックな要求、つまり想定外の動きやプロセスの急な変更などに柔軟に対応する為の Case Management ツールに注目があたっています。

BPMであれば IBM, Oracle, Fujitsu などの大手のベンダーがいますが、本格的な Case Management ソリューションとなるとかなり絞られるのではないでしょうか。例えばグローバルで高く評価されているベンダーの一つに Pega Systems があります。日本ではまだ BPM と Case Management の違いを明確に理解されていない場合もありますが、 BPM と Case Management の両方ができるソリューションであればプロセスを自動化させて効率を高めるだけでなく、急な変更などにも素早く対応ができます。例えばユーザーから要望された変更をその場で見て確認してもらうなども可能です。

BPM や Case Management ソリューションは運用を効率化させるだけではなく、開発コストを下げる事にも繋がります。例えば、BPM/Case Managementを使うことで構築の開発日数が短くなる場合がほとんどです、またシステムの変更や修正にコーディングの知識がほとんど要らないので専門的な人を雇う必要もなくなります。もちろんどのような業務にでも使えるというわけではないですが、カスタマイズもコーティング無しでできるのでその製品に精通する技術者を育成すれば短期間で色々なシステムが構築でき投資効果が直ぐに見えるのではないかと思います。

今後は BPM や Case Management ソリューションの真の力とその導入効果について皆さんにシェアしていければと考えています!

参考サイト:                                            
BPMと記録管理の連携方式の考察
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasmin/2011f/0/2011f_0_48/_pdf

Magic Quadrant for BPM-Platform-Based Case Management Frameworks 2015
https://www.pega.com/gartner-case-management-2015

What is the Difference Between Case Management and Traditional BPM?
https://social-biz.org/2010/06/16/what-is-the-difference-between-case-management-and-bpm/

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