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成功する考え方シリーズ vol 3 須賀等氏

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今回のインタビューは日本・米国・シンガポールにおいて多数のベンチャー企業の取締役・顧問を務め、国際教養大学や慶応大学ビジネススクールでも教鞭をとっている須賀 等さんです。

今、須賀さんはほとんどの授業を英語で開講するという(2016年より)山梨学院大学の国際リベラルアーツ学部(iCLA=International College of Liberal Arts)の開設準備をしており、学部の副学部長・教授に就任を予定されています。そこで、グローバル・ビジネスや起業について須賀さんとのインタビューから学んだことを皆さんと共有したいと思います。

1. 日本の就職活動

"同じ格好をして同じ考え方でないと入れないような会社に無理していくことはない。自分で考えて仕事をして自分が高められる仕事をしたほうが将来のためになる。"

新卒が4月に一斉に入社するような国は日本だけ。日本では4年間で大学を卒業しないと就職活動に不利と言われていて、在学中に海外へ留学させることを嫌がる親も多いようだ。大企業に就職することが「勝ち組」と錯覚している。

2. ベンチャー企業と大企業の違い

"自分が会社に貢献して大きくするというぐらいの気概をもっても良いと思う。"

優良なベンチャー企業は今後大きくなる可能性を秘めている所も多い。だだし、ベンチャー企業は即戦力が必要となるので新卒は大企業に就職するよりも難しいかもしれません。

3. 起業について

"起業は人間力であり、一人では決してできない。"

今の安定した会社を辞めて自分についてきてくれる人がどれだけいるかということが起業の判断基準になるのではないかと思う。起業に他の人を巻き込む力が必要となる。また、日本ではビジネスの基礎を学ばないで起業をして失敗するケースも多いので、会社で社会経験を積んでから起業するほうが無駄な失敗を避けることはできるかもしれない。

4.ベンチャー支援

"ベンチャー企業への支援は「コミットメント」であり、一緒に腕まくりをして動いていく気持ちがなければうまく行かない。"

その為には企業家と同じ目線で物事を見て、一緒に問題をどう切り抜けていくかということを考える姿勢が大切。

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