ユーザー参加型ウェブ・ソーシャルウェブを考察するブログ
Friend ConnectとFacebook Connectのプラットフォーム戦争を図解
2008/12/18 facebook | Friend Connect | Google | Web2.0
最近のFriend Connectとfacebook Connectによるプラットフォーム争いについては、複数のWebサービスが関係していることもあり、一体どういうことなのか少しわかりにくいところがあるように思います。私の理解している範囲で図にまとめてみました。下の右から二つ目の「Full Screen」ボタンを押すと拡大できます。(英語と日本語があります)
少し上の図を補足しますと、GoogleのFriend Connectは、その要素技術として、ログインにOpenID、ソーシャルアプリ構築にOpenSocial、セキュアなアクセスにOAuthを採用するなど、基本的にオープンソース路線です。一方Facebookは、Facebook Markup Language(FBML)と呼ばれる言語が実装に必要であるなど、このあたりの技術を独自に開発しており、Friend Connectだけでなく、OpenIDやOpenSocialとも袂を分かっています。
また、Friend Connectについて誤解があるように思うのは、「TwitterやPlaxoのIDでログインができる」と思われていることですが、厳密に言えば、ログインに用いるのはOpenIDを採用しているYahoo!、Google、AIMなどのIDであり、TwitterやPlaxoのデータは、ログインした後に使えるようになります。TwitterやPlaxoといったSNSには、それぞれ異なる自分のプロフィール情報や、友人リストの情報が保存されていますが、こうした情報をTwitterやPlaxoの外に持ち出し、Friend Connect対応サイトで表示するなどして使えるようになる、というものです。
MySpaceやFacebookのように、独自のデベロッパー用の開発プラットフォームを整える資金もない多くの後続SNSは、OpenSocialをどんどん採用していったわけですが(OpenSocial Foundationのリストをご覧下さい)、今後ひとつ、またひとつと、これらのSNSがFriend Connectにも対応していくのかな、と思います。
ただ、Facebook Connectにも次のような優位性があります。
- アクティブで「ソーシャルになろうとする意識の強い」ユーザーが多い
- プライバシー設定が外部サイトでも有効である
- 外部サイトはFacebookをマーケティングチャネルとして使える
- Facebook自身が驚異的に成長している
以前の記事では、両プラットフォームの比較をしてみました。また、このプラットフォーム戦争の経緯についても簡単に調べています。
Compete、Google Trendsの両者によると、Facebookは訪問者数も話題性もどちらも急上昇しています。このマクロ経済状況の中、どの人もリアルな交際費を削ってバーチャルコミュニケーションにシフトしているのでしょうか?




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