ユーザー参加型ウェブ・ソーシャルウェブを考察するブログ
Googleの事業の柱は1.検索 2.広告 3.Webサービス(アプリ)の3つですが、サービスはGmailやGoogleカレンダーといった有名なものから、ラボ段階の実験的なものまで多岐にわたります。08/01/09時点で日本語化されているサービスが32、英語では49(うちラボに12)あるようです。Gmail、Googleカレンダー、Googleブログ検索、GoogleマップなどWeb上で市民権を得たサービスの陰で、マニアックながら結構使えるサービスも多いです。ここではそのうちの気に入っている5つのサービスを取り上げて利用法を紹介します。
何かのテーマや、特定の企業や人物についてのWeb上の最新情報、業界のトレンド などをいち早く手に入れたい時、Googleアラートにキーワードを登録しておけば、そのキーワードが含まれる情報が新しく現れたことをメールで知らせてくれます。その多くはGoogleニュースです。私の場合は、関係のある企業の名前、業界のキーワード、テクノロジーのトレンド、注目している人物の氏名、自分の氏名などを登録して毎日メールを配信させています。ラボ段階を脱したサービスの割には、精度は完璧とは言えず、時々何年も前のニュースを配信することがあります(サイト側のテクニックには見えません)。配信されるメールには、記事タイトル、サイト名、冒頭50~60字の引用などが表示されます。誰よりも早く最新情報をゲットしないと眠れないようなリサーチ狂におすすめです。
Googleノートブックは文字通りウェブ上のメモで、閲覧中のページから簡単に画像やテキストをコピー して、画面遷移することなくメモパッドを起動、サクっと書き留めることができます。無駄にWYSIWYGがついていたり、無駄にタギングできたり、無駄にGoogleドキュメントにエクスポートできたりするあたり、マニアックです。Firefoxを使っている場合は、拡張機能を入れるとベストです。いつでもブラウザの下部からメモることができます。私の活用法としては、ひたすらブログのネタを思いついた瞬間に書き込み、「ブログネタ」とラベルをつけて溜めています。それまでは携帯にメモしてメールで飛ばしたり、USBメモリにメモを入れたりしていたが、どちらも非常にアホくさかったので、今となってはGoogleノートブックはとてもありがたい存在です。アナログなメモ帳すら持つ気にならない、その割にいろんな場所でネットするという、稀有な習性のメモ魔におすすめです。
Googleモバイル検索メールβは文字通り携帯から使うサービスで、メールの本文に検索キーワード を書き、g@google.jpに送信すると、検索結果がメールで返ってくるというものです。私の会社は五反田にありますが、「ローカル 刀削麺 五反田」と送ると、五反田にある刀削麺が食べられる店が3件、住所と電話番号とともに返ってきます。五反田駅から「0.2km、西」なんて情報も添えるあたり、マニアックです。私の場合は、外出先でカフェやレストランを探したり、知らない街で郵便局や銀行の支店を探したりする時に使っています。ただしベータ版というだけあって、検索キーワードの順序やスペースの半角/全角をミスったりすると、エラーメールが返ってきます。なんだかスロットマシンで勝負しているような気分でもあります。急いでいるとき、近くの人に聞けばわかるようなことを、あえてリスクテイクしてGoogleに聞いて、先進デジタル市民的なご満悦に浸りたいような人におすすめです。
Google Setsは英語版のラボサイトから使えるという、相当マニアックなサービスです。検索エンジンの派生サービスで、5つある検索ボックスのいくつかに「ロナウド」「ロマーリオ」「ベベット」など入れて検索すると、「ロナウジーニョ」「ジーコ」「ロベルト・カルロス」「リバウド」・・・などと結果が返ってきます(こんな風に)。つまり、入力したキーワードと同じような仲間のキーワードを教えてくれるというわけです。この場合はブラジル代表のサッカー選手が次々と明らかになります。「ロナウド・ロドリゲス・デ・ジェズス」なんて人も出てきます。もはや誰だかわからないあたり、過剰にマニアックです。私の活用法としては、例えば特定の分野の先行Webサービスを知りたいとき、既に知っているいくつかのサービス名を入れて、その仲間を探すなど、市場調査に使っています。類語を探し尽くし、知り尽くしたい人におすすめです。
これも英語版のラボサイトから使えるもので、Firefoxユーザーにしか関係ないサービスです。複数のパソコンを日常的に使っているとき、ブラウザのブックマークの情報、開いているタブの情報、ウェブサイトの閲覧履歴、パスワード情報などをGoogleのサーバーに保存して、どこでも同じブラウザ環境を使えるようにするサービスです。私はノートPCとデスクトップPCを持っているので、Google Browser Syncを使ってブックマーク情報をパソコン間で共有していますが、これはめちゃくちゃ便利です。ブックマークのインポート・エクスポートほどめんどくさいことはありません。ブックマーク情報は共有するが、タブ情報は共有しない、なんて設定もできるあたり、マニアックなニーズに応えています。どのパソコンからでも、いつも全く同じブラウザ環境を使いたいという完璧主義者におすすめです。
以上5つのマニアックなサービスを、私の活用法も合わせて紹介しました。書いている間に数えてみると、Googleの32のサービスのうち、日常的に使っているものが25ありました。そんなにも使っている気はしませんでしたが、これもGoogleのシンプルで存在感のないユーザーインターフェースの賜物だ。






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