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試験では注意書きや案内書をきちんと読むこと~情報処理技術者試験

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「試験では注意書きや案内書をきちんと読むこと」

というタイトルをつけているわけは、前回のブログの記事

「えっ!」問題冊子は切り離せない ~情報処理技術者試験

に書いたように、注意書きには、これまでの試験ではなかったルールなどが書かれているからです。

それだけではなく、試験が求めているもの、つまり合格するために必要なスキルや情報が書かれているのがこれらの文書です。

案内書ですが、

H29年春期試験案内書

この中の

6.採点方式・配点・合格基準,合格発表など


には、午後Ⅱに試験の評価方法が 注1)でかかれています。
それによると

設問で要求した項目の充足度、論述の具体性、内容の妥当性、論理の一貫性、見識に基づく主張、洞察力・行動力、独創性・先見性、表現力・文章作成能力などを評価の視点として、論述の内容を評価します。

これはとても重要で、つまり午後Ⅱの答案(論文)に盛り込まれるべき内容です。

前回ブログ記事の繰り返しにもなりますが、問題冊子に示す
"解答に当たっての指示"に従うことにも触れられています。

また、問題冊子で示す"解答に当たっての指示"に従わない場合は、論述の内容にかかわらず、その程度によって評価を下げることがあります。


試験を受けるとき、まず申込書を読んで申し込むのが本来の姿です。
しかし、情報処理技術者試験のように種別が多くあり、ほかの種別での受験経験があると、ついつい読まなくなります。

まずは今からでも読んでください。

春の情報処理技術者試験まで、あと1か月ちょっとです。
まだ時間はあります。頑張りましょう!

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