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学生や社会人教育の中で見えてくる、ふと気になったことをつづっていきます。

今年の運勢知るべきか知らぬべきか・・・情報について考える1

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新春の話題の一つに、おみくじや今年の運勢がありますね。

若いころはとても気になってよくおみくじをひいたり、占いを見てみたりしていました。

しかし最近は、そういう情報に振り回される自分が嫌なので、ほとんど触れていませんでした。


先日、用事で書店に寄った折に、六星占術のコーナーに差し掛かってなにげなく自分の星の本を手に取りました。(自分の星を覚えているあたりがなんとも・・・ですが)


そして驚くべき事実を発見!
なんと昨年まで3年間の自分の星周りが大殺界であったことを知ったのです。

そして今年からは、運気が上がっていく年だと。

単純な私はとても上機嫌になってしまいました。

しかし、もしこの情報を昨年の年初めに知っていたらどうだったでしょう。
もしくは、3年前の年初めに知っていたら、かなり不安になっていと思います。

これは私の情報に対して一喜一憂してしまう単純な性格に起因するものなのですべての方がそうとは限らないでしょう。

しかし、

情報というのは受けるタイミングで、その受け止め方が随分違うもの

なんだと思います。


情報が旬の時期を過ぎてから知ってラッキーと思ったり、逆にもっと早く知りたかったと後悔したり。

しかし、本当の意味で情報の旬とは、いつをさすのでしょう

今回の六星占術での私の場合は、昨年までの運勢は過ぎてしまった情報で時期としては旬の情報ではありません。しかし、それが今聞いてよかった情報であり、私にとっては良い時期に入ってきた情報なのです。(もちろん今年の良い運勢も良いタイミングです。)

つまり情報というのは、その情報が発生した時期や、その人にとっての今を知らせる情報が必ずしも、その人にとって旬の情報とは限らないということです。

もちろん感情を全く揺さぶられず、常に新しい情報を求めている人にとっては、この話はあてはまらないのかもしれません。

しかし、私たちが人に伝えている情報の中には、もしかしたらその人の旬ではない、あまり良くないタイミングで伝えている情報もあるかもしれません。

情報の受け止め方について、ここ最近いろいろ考えていました。

今日はそのうちの「情報を受け取るタイミングと感情」について書きました。

近いうちに「情報について考える2」を書いてみたいと思います。

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