Parsleyことふじいりょうが、中小企業のWeb担当を渡り歩き、コーポレートサイトの立ち上げやプロモーション企画、ECサイトの運営を経験して感じたことを書くことにより、Web担当者の悩みや課題を共有していけたらいいなぁ、と考えているゆるふわブラックなブログになります。

なんちゃってノマドにかかる月額費を考える

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Webに関するもろもろについてお話を進める前に。
今、私は都内各地で打ち合わせをしたり取材をしたりしつつ、合間に作業をするという、いわゆる「ノマド」的なワークングスタイルをしております。
とはいえ、望んでこのような形になったのではありません。広告企画会社を解雇になって転職先を探したけれどご縁がなくて、やむを得ずフリーランスとしてWeb関連の案件とライティングをやっているというのが実情です。
個人的には、「ノマド」(遊牧民)というよりも、「賞金稼ぎ」という感覚でやっております。そのあたり以前にブログでエントリーを書きましたので、ご興味のある方はご覧頂けると嬉しいです。


さて。時間や場所に左右されずに働くことができるというメリットが強調されがちなノマドワークですが、そのスタイルを実践するにはどれだけの金額がかかるのか。私の知る限り言及した記事はほとんどありません。
そこで、首都圏でノマドをやろうとすると毎月ざっくりとこれくらいかかるよ、というのをこの場を借りて考えてみたいと思います。


★「巣」の維持費がイタい!

ノマドとはいえ、睡眠のために帰る我が家は必要だし、個人事業主として確定申告・納税をするにしても戸籍上の「住所」が要ります。その維持費はどれくらいなのか、まず把握してみます。
いちばんかかるのはもちろん家賃です。都内私鉄沿線でワンルームマンションを借りようとすると、探せば40000円以下の物件もありますが、築年数や利便性などを考慮すると60000~70000円くらいが平均値となると思うので、ここでは便宜的に65000円とします。

  • 家賃 約65000円
  • 電気 約6000円
  • ガス 約2500円
  • 水道 約1500円
  • NHK 約1275円
このように、約77000円程度は最低でもかかってくることになります。光熱費は季節による変動も大きいので、超ざっくりと家賃プラス2万円くらいはかかると認識しておくといいと思います。


★税金+社会保障費がイタい!

税金や国民健康保険、年金などをちゃんと払うとそれなりの額が消えていきます。仮に年収が300万円だとするならば、こんな感じでしょうか。

  • 市民税・県民税 約13000円
  • 国民健康保険料 約12000円
  • 国民年金 約15000円  
これも自治体によって増減ありますので、超ざっくり50000円くらいかかると見ておいたほうがいいでしょう。


★交通費+カフェ代がイタい!

ここでは仮に平日は毎日都内に出てきて、3回カフェに入り、そのたびに駅間移動があるとします。そのうちの一回はランチ、あとは作業or打ち合わせとして、コーヒーor紅茶に500円と考えると、日に2000円...。
JR東日本の初乗り運賃は130円、東京メトロだと160円ですが、各社をまたいで乗る場合も多いので、毎日1000円スイカにチャージするとします。

  • カフェ代 2000×22=44000円
  • 交通費 1000×22=22000円
途中、小腹が減ったり、打ち合わせの時間に間に合わずタクシーを使う場合もあるかもなので、ここも70000円くらい見越しておきたいところです。


★通信費がイタい!

外出先で作業をするにあたって、通信環境は必須。打ち合わせのアポ取りや事務連絡で通話料もそれなりにかかるはず。

  • 携帯電話代 約10000円
  • WiFi月額プラン 約4000円
これもちょっと長めの通話を数回挟むだけで一気に跳ね上がるので、毎月20000円くらいはかかる覚悟をしておくとよさそう。


★月30万稼げる自信がなければ「ノマド」はムリ!

そんなこんなで。
自宅の維持費+税金・社会保障費+交通費・カフェ代+通信費を足すと、約23万円は毎月消えていく、ということになります。
もちろん、家賃を抑えたり、税額控除などを申請したりして節約をすることは可能なのでこんなにかかるとは限りませんが、ノマドワーキングはもともとコストの高い働き方であるという認識は持っておくべきです。フリーランスになるにしても、在宅でお仕事をするか、どこかの会社のオフィスに受託として入って働くようにする方が無難でしょう。
もっというならば、月に30万円稼げる自信がないのであれば、ノマドワーカーやフリーランスに憧れるのをやめた方がいいと思います。

私もできることならばどこかの会社に再びジョインして腰の定まらない不安定な生活からおさらばしたいところなのですが。もう若くないし使いづらい人材という市場価値だという認識を持っているので、しばらくは案件をこなしつつ都内を這いずりまわるしかなさそうです。



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