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開けてしまったらあふれ出すテクノロジー。そこには希望が残っていた!

再開しようかと

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1年半ほどサボってましたが、こちらのブログを再開したいと思います。

さまざまな情報発信を2011年末くらいからやめました。(Facebookは、情報発信ではなくて、単なる生活のつぶやきです。)一番の理由は専任のエバンジェリスト職(主な仕事がエバンジェリストだった)から離職したことです。だれかに代わったのか、というと、そうではありません。専任でエバンジェリストをやっているひとは現在おりません。しかし理由はもうひとつございまして、自分の充電期間に入ったことです。

人の生活には波があると思います。私にとって「充電期間」とは、「しゃがむ」ことです。杏里さんの曲に「Future for You」という曲がありまして、その中に「ジャンプするには一度しゃがむの」と言う言葉が出てきます。落ち込んだどきには、この言葉を思い出して続けるこ とができます。いまは「しゃがむ」時期なのです。

私の場合は、2000年にソフトウェア事業のエバンジェリストになったことは大きな高波でした。分散処理テクノロジー(Webサービス、EJBなど)に対する注目が集まっていたことと、開発プラットフォームであるJavaEEなどのミドルウェアに対する投資が好調だったことなどが追い風となりました。高波を起こしたのは田原さん。300回以上の講演、50以上の寄稿、13冊の著書など、たくさんの活動を行うことができました。
しかし、その時代はすっかり終わりました。時代の流れに関しては今後徐々に書いていきたいと思います。しかし、私の得意な時代は終わりを告げたと思います。

自分の性格からして努力しているところを人に知らせることを好みません。たまに「XXXの勉強をしています」とか「初めて書いてみました」とか公表している人がいますが、そういうことをすることを好みません。これは個々人の好みの問題です。ですので、私の場合は、ご報告するのは結果が出たとき。なので、今はお知らせできることが少ないのが現状です。

私は社内で「自分勝手」で知られています。古い友人や先輩は、ひさしぶりに顔を見れば「今でも好き勝手やってるのか?」と聞いてきます。
会社の指示どおりに(今では指示されなくなってしまいましたが)仕事をしてこなかったのは確かです。指示されたとおりにやっていたのは入社2年くらいだったのではないかと。

できることをやる(入社3年~10年間)
若いときは「できることをやろう」という気持ちが強かったです。このため指示されたとおりのことをやってないように見えたのでしょう。

得意なことをやる(その後11年間)
エバンジェリスト時代は得意なことをやってきました。それは「理解したことを伝えること」でした。

これらは「自分勝手なことをしていた」わけではありません。

入社25年を過ぎまして、長い休暇をいただき、米国ボストンで1ヶ月ほど学生生活を送りました。英語学校で英語を習い、バークリー音楽院の近くでJazzヴォーカルを習いました。IBMではQCC(Quarter Century Club)といいまして、25周年で休暇がもらえます。QCC にはなにか習い事、と決めていたものですから。
これも機会になり、これからの人生を以下のようにしたいと思うようになりました。

やりたいことをやる(これからの1n年)
うまくやりきれるかどうかはわかりません。1n年で人生終わるかどうかわかりません。やりたいことが自分の得意なことなのかどうかもわかりません。しかし、ずっと暖めてきた「やりたいこと」があるのです。

こちらのブログでも進捗をご報告していきたいと思います。

ということでオルタナブログ再開です。

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