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Linux、Network、Securityを旗頭にしている技術者社長の日記

All about DRBDセミナー

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昨年5月に開発元のLINBITとパートナー契約を結んで、DRBDに取り組んできました。

DRBDは複数のコンピュータのディスクに同時にデータを書き込むためのソフトで、ディスク故障でデータを失うリスクを下げることができます。このことを応用して、クラスタシステムやバックアップシステム、そして災害対策の一環としてのリモートバックアップシステムなどに対するオープンソースソリューションとして、この1年半くらいの間に10セット以上のサーバシステムを手がけることができました。

その中でもとくにおもしろいと思っているのが、3台のサーバに同時にデータを書き込むという構成のiSCSIターゲットクラスタです。ご存知のように、Windowsを含む最近のOSはほとんどがiSCSIをサポートしているので、データを冗長化したSANストレージサーバをDRBDでローコストに手に入れられます。事実、同じ容量のアプライアンスの1/9のコストで済んだとのことです。

こういった経験を踏まえ、またLINBIT社の協力も得られるようになったので、10月29日にLINBIT社シニアコンサルタントのFlorian、2社のお客様による「LINBIT社と先進ユーザによるDRBD事例紹介」セミナーを開催することになりました。

  • DRBDって何が嬉しいの
  • サービスの可用性を高めたい
  • データのバックアップを強化したい
  • リモートバックアップを実用化したい

といったことに興味がある方は、よろしければご参加ください。

こちら でプログラム内容を確認していただけます。また参加も申し込んでいただけます。

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