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SoftEther VPNを導入する(4)

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シリーズになってしまった本件、とりあえず今日でおしまいです。

前回SoftEther VPN専用に2台のRaspberry Piを購入し、セッティングしたところまで書きました。今回は実地での結果ですが、目的としていた以下ができるようになりました。

  • Mac間での画面/ファイル共有
  • iTunesホームシェアリング
  • リモートにあるTime Capsuleへのバックアップ
  • iPhoneとリモートにあるiTunesの同期

最初はiPhoneとiTunesの同期が最後のファイルの転送前に終了してしまう現象になりがっかりしていたのですが、日をあけて確認した所、正常に終了しました。最初は何だったのでしょう。とは言え、バックアップと同期はとても遅いです。
Mac間の画面/ファイル共有は、本来は標準機能の「どこでもMyMac」でできるはずですが、なぜか動作しませんでした。その後確認していないので、一時的な症状だったのかわかりません。

さて、前回の状態からSoftEther VPNの設定を変更したのは、ひとつのみ。SoftEther VPN Serverの仮想HUBのセキュリティポリシーで、接続するユーザーに対する「DHCP パケットをフィルタリング」ポリシーを有効にしました。これにより、リモートとローカルの双方にあるDHCPサーバーが双方に影響して混乱することはなくなります。

ところで、先週にちょうどIntego Family Protector Secure X8への更新が提供されました。安全を期して、リモートのMac miniの更新は本宅に帰って実施することにしましたら、正解。インストーラが処理を終了すると、画面共有等がつながらない状態に。本宅なので、直接操作して復帰できましたが。リモートで危険なことをいじらないように注意しないといけないですね。

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