小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【発明してみた】『あさが来た』で話題になった「ファーストペンギン」の対になる言葉とは?

»

NHKの朝ドラ『あさが来た』でディーン・フジオカ演じる五代友厚があさに言った言葉、「ファースト・ペングイン」が話題になりました。

fp1.jpg

ビジネスマンの方ならご存知の通り、その意味は「リスクを恐れずに、勇気を持って新しいことにチャレンジする人」のこと。
その結果、先行者利益にありつけることも多く、「ファースト・ペンギン」はスピードが命のIT時代に生きるベンチャーの合言葉でもあるようです。

さて、先ほど渋谷の裏通りを歩いておりましたら、生ゴミに群がるカラスたちがおりました。それを見て思ったことです。

「ファースト・ペンギン」と対になるのは、このカラスではないかと。
対と言いましても、反対言葉、対義語というのではありませんで、好対照とかそっちのほうです。

lc1.jpg

カラスって、なぜだか人間に嫌われる存在で(ゴキブリもそうですが、黒くて光沢があるのは損ですね)、カラスの方もそれはよくわかっていて、人間が近づくとすぐに逃げます。

でも、中にはギリギリまでゴミのそばにねばっているヤツがいるんですよね。
何となくこちらのほうを伺いながら、ゴミの近くに居続けます。

確かに、人間が近づいてくるからといって、必ず危害を加えるとは限りませんし、もしかすると脇の路地へ入ってしまうかもしれません。
人影をみるなりすぐに逃げてしまう仲間よりも、長くゴミを漁っていられるわけです。

これ、ビジネスに置き換えると、ある商売が「儲からないな」と見るや、すぐに諦めて商売替えをしてしまう人と、それでもしつこく続ける人に似ています。
確かに、レッドオーシャンでいつまでも熾烈な競争をして、儲からずにいるよりも、さっさと切り替えてブルーオーシャンを探しにいくほうが賢いかもしれません。
しかし、みんなが引き上げれば、そこはまた青い海になるのも事実です。(海が狭くなっている可能性もありますが)

実は今、弊社つばめやはこの「狭いが青い海」で漁をしています。
どんな海かといいますと、「法令様式の海」です。

ビジネステンプレートがほとんどワードやエクセル、PDFといった電子データに変わった昨今、紙の様式というのは一見、時代錯誤でしかありません。
しかし、世の中は広いもので、そういった時代の流れについていけない会社、ついていかない会社が確実に存在するのです。うちのお客様です。

昔は大きめの文房具店には必ず法令様式のコーナーがあって、たくさんの書式を売っていましたが、今はもうほとんど見かけませんね。
しかし、パイこそ縮小していますが、欲しいお客様は確実にいらっしゃって、どこで買えばいいのかわからないので、ネットで検索します。
すると弊社のネットショップを発見されて、そのまま購入となるわけです。

狭い海ですので、大きくは儲かりませんが、このご時世に普通に定価販売ができています。
一時期はライバル社もありましたが、どんどん引き上げていきました。

続けていると、たまにご褒美もいただけます。
例えば、「最終的に輸出となる物品の消費税免税購入についての購入者誓約書・輸出免税物品購入記録票」という商品。なんだかお分かりになりますか?
これは外国人観光客が、買い物をした物品について免税申請を行うための書類です。インバウンド需要が伸び続けているために、当初は主要都市の大きなお店からのみだったご注文も、地方の「こんなところまで外人さん行ってるの?」というような小さな街の個店さんからも注文が来るようになりました。

驚きです。
また、マイナンバーもですね。会社が預かるマイナンバーの管理をどうするか?大企業はクラウド管理などの「ソリューション」を導入していますが、中小零細はそこまでの予算もありませんし、使いこなせる人もいません。
ですから、日本法令の紙の書式(およびファイル)で管理するわけですね。これも特需です。

弊社の例で大変恐縮ですが、最後までしつこくねばっていると、このようにいいこともあるんですね。

さて、こんな「最後のカラス」を、ファースト・ペンギンに対して何と名付けましょうか?
そのままでアレですけども、「ラスト・クロウ」とでも呼びましょうかね。そう見ると、カラスもなかなかかっこいいですよ。

lc2.jpg

以上、本日もわたくしの妄想劇場をお読みいただき、ありがとうございました。

ペンギン飼いたい、、、

fp2.jpg

文庫版 小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯 (潮文庫)

古川智映子 潮出版社 2015-09-05
売り上げランキング : 307
by ヨメレバ
五代友厚 (河出文庫)

織田 作之助 河出書房新社 2016-01-22
売り上げランキング : 6780
by ヨメレバ

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する