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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

ブランディングはファン作り。ファン作りは、、、

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よく、「ブランドの大きさとは、ファンの数のことである。」なんて言われますが、小さな会社や個人がブランディングするのも同じです。やはりファンを作ることに他なりません。

最近、講演の機会があるといつもお話させていただくのですが、
「うちらみたいな小さな会社にとって、大ブランドのようなオラオラ系ブランディング(ブランド信者に対して、何だか上から目線)は無意味というか逆効果でしかありません。われわれが目指すべきは、お客様=親友と思って関係性を築いていくこと。商店街のちょっとおもろい名物おじさんになるべきではないでしょうか?」
こう考えています。

また、「顧客第一主義」にもいろいろあって、「お客様は神様です」的に下からサービスを展開するんじゃなくて(それだと完全にマイナスのスパイラルに陥りますもんね。)、やはりこれからは友達ベースでの顧客第一主義じゃないでしょうかと。

だって、
・友達のためなら少しでも喜んでもらおうとサービスにも自然にワクワク&気合いが入る!
・友達が困っていたら、親身になって相談に乗ってあげられる。
・もし友達が怒ってきたら、真剣に謝れる。(もしくはたまには大ゲンカw)
となりますよね。

それは双方にとってベストなポジションであり、無駄な値引き合戦に巻き込まれることもないから、経済的にも「いいね!」なわけです。

ですから、ファン作り=友達作りというのが、今後の流れになるでしょうし、そこで大きな役割を果たすのが、他でもないソーシャルメディアだという結びです。

でもって、講演では「一体ソーシャルメディアでは何をすればいいのか?」などの話になっていくわけですが、わたくしの答えはひとつ。

「世間話をしてるだけ。」
です。

友達作るわけですから、難しい話して偉そうにしても仕方ないわけです。Twitterで無理して名言みたいなのを言わなくてもいいわけですw。

「いいこと教えてあげる」という上から目線ではなく、「こんなこと聞いちゃったんだけど知ってる?」というスタンスですよね。

全ての会社に当てはまることではありませんが、小さな会社がブランディングをしようと思ったら、そこそこ確実性の高い考え方・立ち位置だと思います。

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