日本語MS-DOS上の空のディレクトリで、ファイルの一覧を表示する「dir」コマンドを打つと以下のようになる。
はじめて見たのは多分小学校の頃だと思うのだが、長いこと、「0個のファイル」が気になっている時期があった。マイコンBASIC少年だった頃は「なんでif文入れないのかなー」と無邪気な疑問を抱いていたが、中学、高校と進み、インド人が0の概念を発見したことや、世の中には色々な事情による、いろいろな不思議なことがあるのだということを学ぶにつれ、次第にその疑問は薄れていき、いつしか「0個のファイル」のことは忘れていた。
ところが、昨日会社を出て、渋谷駅に向かっていたら、南口の横断歩道の上の四つの角にそれぞれ、以下のような看板が立っていたのを見て、なぜか「0個のファイル」を思い出した。
「0個のファイル」と何かが似ている。何が似ているんだろう、と考えたのだが、多分、「0」という状態を特別なものとして扱わない基本スタンスだろうと結論した。
「ファイルはありません」というように、「何も無い状態」という例外を設けるのではなく、あくまでも「0個のファイル」が存在しているとする主張や、「工事は今やっていないので、迂回する必要はありません」というのではなく、あくまで「(面積0の)赤い部分は、通行不可ですから、(0本ある)矢印の方向に迂回願います」とする主張。
このような主張は、ある意味ハイパー・ポジティブな姿勢をあらわしているともいえる。「金が無いわけじゃないんだよ。0円ある。すぐ返す」とか、「部長、まったく受注できなかったわけじゃないんです。がんばった結果、0件受注できました」とか、日常生活でも前向きな雰囲気を演出する際に応用が効きそうだ。
・・・と、しょうもないことをひとしきり考えた後、我に返って、コンピュータと人間の間の距離を縮めるためにがんばって仕事しようと、あらためて思った。
えーと、まぎらわしい看板置かないでください>渋谷警察署さん
Special
- PR -| 通りすがり | 2007/01/25 14:41 |
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これと似たような仕様の看板を見た事があります。 | |
| 小椋 | 2007/01/25 21:54 |
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通りすがりさん、コメントありがとうございます! | |
| 小椋 | 2007/01/27 18:27 |
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1月26日から、赤いビニールテープと、矢印テープが貼られ、工事が開始されたようです(^-^;) | |



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