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No.Eメール!って言ってるサイボウズがメールサーバーを出したワケ?

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本日11時に「メールサーバー on cybozu .com」をリリースしました!

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「今まで、No! Eメールって散々叫んでたのは、嘘だったのか!」
とか、
「とうとうサイボウズは世論に負けて宗旨替えしたのか!」

とか言われそうですが、今後もサイボウズはNo! Eメールキャンペーンを推進します。

私たちは、確かにEメールやめましょう!と言ってはいますが、「社内でEメールはやめましょう!」であって、メールを全否定しているわけではないです。
メールの利点としては、昔からのプロトコルなので、誰でも繋がるというところにあり、それは外部との通信手段としてはとても大切な事です。
ただし、欠点としては古いプロトコルなので、グループという概念がないこと、どんなメールアドレスでも重要性が同じになりスパムも社長からの指示も、メールBOXの中での比重は同じになり受け手のリテラシーによって振り分けを行わないと行けないことがあります。

社内においては、メールリテラシーに差があることで社員ごとの情報量に違いが出てくる上に、社内情報をCC:などで外へだしてしまうリスクも抱えます。
なので、内部ではアクセス権コントロールが容易で、グループの概念を持つグループウェアを使ったほうが、リテラシーに関わらずコミュニケーションが活性化しますよというのが、サイボウズの唱えるNo! Eメールの主旨なのです。

今回リリースしたメールサーバーは、ですから外部とのやりとりに使うもの。
なぜにわざわざサイボウズがリリースするかといえば、グループウェアを保管する重要な機能だと認識してるから。
Eメールがグループの概念を持たず、ともすると秩序ない無法地帯になるリスクがあるので、cybozu.comという統合クラウド環境でコラボレーションツールの一つとして管理しちゃいましょうということです。

情報システム部側から見たとき、クラウドの大きな利点の一つは管理工数が減ること。
グループウェアはもとより、スマートフォンの個別管理もメールアカウントも、cybozu.comの統合環境で管理することでセキュリティリスクを大幅に低減することが可能です。

社内コミュニケーションの中核を担うグループウェアだからできる統合ユーザー管理の便利さをぜひ体験してください。

メールサーバー on cybozu .com について詳しくはこちらをご覧ください!

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