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悩める中小企業経営者に向けて、ITと経営をいっしょに食べてやさしく噛みくだく試み

情報システム部門は会社の鏡

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昨日より3日間、幕張メッセでクラウドEXPOが開かれています。
もちろん、サイボウズも出展して様々な新製品の紹介や、バラエティ豊かなプレゼンテーションで皆様をお待ちしております。

私は、本日と明日の二つの対談セッションとちょっとだけ他のプレゼンも行います。
今日は、たぶん一番のメインイベントになりそうな星野リゾートの情報システム責任者をお招きして「3,000人の企業をたった数人の情報システムスタッフで回す秘訣」をお聞きします。

星野リゾートを知らない方はもうあまり居らっしゃらないのではないかと思います。
2001年よりリゾート再生事業を開始して、アルファリゾート・トマム、アルツ磐梯などのリゾート施設や、山代温泉「白銀屋」、伊東温泉「いづみ荘」など著名なリゾート施設、老舗旅館を次々に再生、手がけた施設は3年以内に必ず黒字にするという奇跡のような再生マジックで急成長を遂げています。

星野リゾート様は、サイボウズの古くからの大切なユーザー様で、サイボウズのツールをサイボウズ以上に使いこなしていらっしゃいます。
何度も、製品もしくは施設などを通して私は取材させていただいていますが、そのたびに情報システム部門自体もバージョンアップしてゆくかのような印象を受けます。
3,000人の会社の情報システム部門が数人のスタッフしかいないことも驚きですが、システムに対する考え方も、検討プロセスにもあらゆるところに工夫が見られます。

取材していて思うことは、情報システム部門の考え方や方針は、その会社の組織や社風をどうしても写してしまうものだなあということです。
保守的な会社には保守的な情報システム部門が、スピード感のある会社には勢いのある情報システム部門があります。

「進んで人柱になる」とまで言い切る星野リゾートのアグレッシブな方針は、誰もできなかったことを次々と成し遂げる星野リゾートの事業や星野社長の斬新な考え方が反映されてのものだと思います。
その凄さは、到底30分で語り尽くせるものではないですが、スピリッツの一端だけでも対談で感じ取れていただけたらいいなあと思っています。

お時間のある方、今日クラウドEXPOへいらっしゃっている方は、ぜひ14:30に幕張メッセのサイボウズブースへお越しください。

イベントのスケジュール表はこちらです。

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