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オラクル・オープンワールド Day2--あの新版とかいろいろ発表。

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オラクル・オープンワールド2日目。
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快晴に恵まれて、ちょっと暑いくらいのこの日は、アンディメンデルソンによる新版データベースの詳細な解説を皮切りにスタート。ラリーエリソンによれば、「マルチテナントデータベース」を標榜する新バージョン。記事がいくつか出ていますので、ご紹介しましょう。

クラウド時代のデータベース管理に対する解

Oracleが出した解が、マルチテナント方式のコンテナDBであるDatabase 12cだ。1つのコンテナDBに複数のプラガブル(プラグインを抜き差しできるようなものを指す)DBを収納できるため、ユーザーは個別にDBを管理する 必要はなく、1台のコンテナを管理するだけで済む。バックアップやリカバリ、あるいはパッチ当てやアップグレードもコンテナ単位で実行するので、同時に複 数のDBに対して処理できるのである。もちろん、個別のDBごとのリカバリも可能だという。

Oracle Database 12cはクラウドのために何が必要かを考えて設計された

「Cloudのために何が必要かを考えて設計されたのが、Oracle Database 12cだ」とメンデルソン氏。そのためにOracle Database 12cでは、コンテナデータベースというものを提供。まずコンテナデータベースを構築し、そこにプラガブル・データベースをプラグインする形をとる。1つ のサーバーで複数のデータベースを動かす場合には、それぞれにSGAと呼ばれるメモリを確保し、データベースをコントロールするために必要な各種プロセス を個別に動かすことになる。当然、1台のサーバーで多くのデータベースを動かそうとすれば、SGAやプロセスは個々にどんどん立ち上がり、リソースをたく さん消費する。より多くのデータベースを集約したい場合は、これでは非効率的で拡張性を阻害することになる。

この新しいExadataとOracle Database 12cについては、10月30日にウェスティン東京で開催される「Oracle Days Tokyo 2012」 にメンデルソン氏が来日しその基調講演を務めるので、その中で改めて説明がなされるだろう。

また、Oracle Exadata X-3 Database In-Memory Machineの発表も行われました。メモリを大幅に増やし、ハードウェアの性能も上げ、より高いパフォーマンスを求めたExadataの最新バージョンです。

Oracle News Release Summary: オラクル、「Oracle Exadata X3 Database In-Memory Machine」を発表

「Oracle Exadata X3-2 Database In-Memory Machine」および「Oracle Exadata X3-8 Database In-Memory Machine」は、圧縮された数百テラバイトのユーザー・データをFlashおよびRAMメモリに格納することができ、ディスク・ドライブの読み取り/書き込みに起因するパフォーマンス・オーバーヘッドを事実上解消し、「Exadata X3」システムを多様で予測が困難なクラウド・コンピューティングのワークロードに対する理想的なデータベース・プラットフォームにします

米Oracle、最大22TBのフラッシュメモリを搭載できる新型データベースマシン「Exadata X3」

また、今回のオープンワールドではもう一つに日本企業が注目を寄せていました。日立がオラクルとのパートナーシップを強化するという発表があったのです。

Oracle News Release Summary: オラクル、日立を「Oracle PartnerNetwork」のDiamondレベル・パートナーに認定

ソフトとハードをあらかじめ開発レベルで構成した「エンジニアドシステム」の新たなラインナップも発表されました。

Oracle News Release Summary: オラクル、初の業種別エンジニアド・システム「Oracle Network Applications Platform」を発表


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