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もしも洞察力があったなら……。

ネットPR Dayでモデレータをいたしました。

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昨日は、本業を少しだけ離れて、、ニューズ2U社の主催する年一回のカンファレンス、「ネットPR Day」に参加してきました。第二部の「広報視点で考える・オウンドメディアとソーシャルメディア」のモデレータとして。

前段のエデルマンデジタル社ケヴィン・キング氏によるハイレベルな「ソーシャルメディアに取り組む前に必要なこと~Edelman digitalが実施している企業内教育プログラム“Social media belt system”とは」に続くセッションでした。

スピーカとして登壇されたパナソニック株式会社 コーポレートコミュニケーションサポートセンター コンテンツ企画センター 主事の工藤里衣さんからは、パナソニックが取り組むオウンドメディアとソーシャルメディアと世界を繋げた取り組みを中心に、必ずしも従来型の広報活動に依らない話題作りを具体的に披露いただきました。中でも、金環日蝕の高品質なライブ中継は、ソーシャルメディア発信でテレビに取り上げられるなど多彩で広範な伝播がされたということでご存知の方もいらっしゃるでしょう。なるほどこのような方法もあるのかと、私自身大変勉強になりました。

日興アセットマネジメント株式会社 マーケティング本部 マーケットコミュニケーション部 マネージャー平山かなえさんからは、「お金って、大事だけど、その運用ってあんまり普段は意識していない」という多くの人たちに、「お金って大事ですよね?」というとても平易なアプローチの「夜話会」のご紹介。参加したブロガーの方々等を通じて「お金の話」を多面的に情報発信し、人々に「そうそう、そういえば大事たった。あれってどうなってるの?どうすればいいの?」に気付いてもらう(最近私が気にいっている言葉ではアウトリーチ活動、と呼んでいます)ことに成功したそうです。こちらも良く考え抜かれた内容で、具体的で、ソーシャルメディア活用を推進する多くの方々へのヒントになったのではないかと思いました。

モデレータ(司会進行)そのものは過去に何度かやらせていただきましたが、総勢300名の聴衆の前では初。緊張がなかったわけではありませんが、事前の打ち合わせやシナリオの準備、そして、流れに従った随所での突っ込みなど、贔屓目に見て、まぁ、割と頑張れたかな、と思っております。もし違ってたらごめんなさい。忌憚なきご意見、コメント等をいただければ幸いです。

私自身、壇上でとても楽しむことができました。静的でつまらないパネルディスカッションではなく、聴衆の期待にこたえる面白い内容にしたかったので、会場の皆さんを代表する気持ちで様々な突っ込みを入れさせていただきました。

「その活動はビジネスにどう役に立ちましたか?」

「その基準を設定した理由はなんですか?」

「それは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?」

「最初の一歩はどこから始めましたか?どうやってそれをやったのですか?」

「ブロガーの方々への伝手はどうやってつくったのですか?」

などなどです。

友人からは「みのもんたさんバリで面白かった」とお褒めを頂いたので、ちょっとしつこいかなと思いつつも、結果、盛り上がって良かったのでしょうか。私の厳しい(?)突っ込みに的確に応えてくださったスピーカーの工藤さんと平山さんに改めてお礼を申し上げたいと思います。お二人のトーク、最高でしたよ!

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