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もしも洞察力があったなら……。

【メモ】中学受験のススメ。その2~カットオフデイトを強く意識する

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さて、今回は、中学受験で受験生はもとより、親御さんが必ず迷いに迷う、「志望校の確定」についてエントリーをしてみたいと思います。

まずなんといっても、重要なのは「いつそれを決めるのか」をしっかりと戦略策定&実行のプロセスの中に組み込み、塾の先生方と共有をしておくことが必要です。それはすなわち、「カットオフデイト」(締め切り)を決めておくことに他なりません。

【カットオフデイト】
私たちは、他の方々と同じように、小学校6年生の秋に志望校を最終確定しました。なぜこのタイミングか?それは、願書、過去問の取り寄せと、本格的な学校別対策を行っていく必要があるからです。その際には、秋の模試の結果を、過去の実績とともに重要な参考資料としました。

この時点で、子供とはかなりク リティカルな面談をしました。ビジネスでいう評価面談、MBO(Management By Objective)のようなものです。このときに、徹底的にビジョン、目的、ゴール、その戦略と実行についての確認をします。ここから先は後戻りできな い、最後のチェックポイントですから、かなりきちんとやりました。そして、志望校を絞ります。かなり現実的に絞ります。

このプロセスで、私の考える、もっとも重要な確認事項を三つ掲げます。

・将来、何になりたいのか (Where are you going?)
・そのために、何を学ぶのか (Where are you now?)
・本当に行きたい学校はどこか (What's next?)

大事なのは、こうしたことも、塾と連携をとりながら実施することです。塾とのチームワークが形成されていないと、受験生の心にブレが生じ、集中力を欠いてしまう可能性があると思ったからです。

そして、それまでに掲げていた志望可能性校を絞りに絞ります。これを11月に入ると同時に上述の「カットオフデイト」として実施します。もう、後戻りはしないのです。

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