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夏目房之介の「で?」

北岡朋『ウォーキング・キャット』1(双葉社)

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北岡朋『ウォーキング・キャット』1(双葉社)
 いってっみれば、ゾンビ物に猫が主役のそばで活躍する、猫好き向きのゾンビ・マンガなのであって、そういってしまえばそれで終わってしまうのだけど、多分作者も楽しんで描いてる気がする。単純に猫がかわいくて、それなりに楽しめる。しかも意外なことに(というのは、一端1巻で話が終わるからなんだが)続いてしまう。人気があったのかな。「漫画アクション」連載らしいが。嫌味がなくて、ゾンビも全然怖くない、というかわりとさめて描いてる。なので、さらっと読めます。

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