夏目房之介の「で?」

発掘シリーズ1

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発掘シリーズ1
 仕事場の整理を始めた。まずは、当面使う必要のない自分の作品の原画類から。仕事場の押入れの下半分にまとめてあったものを整理している。ほぼ整理できたが、まだ全部ではない。私的なノートやスケッチブック、子どもの頃や高校~大学、持ち込み時代のマンガ習作なども出てきた。その中からいくつか紹介。
 1969年に、日参していたジャズ喫茶で描いた抽象シリーズ。この頃、精神的に完全に参っていて、形をなす絵が描けなくなってしまい、こういうのばっかり描いていた。音に合わせて線を躍らせる。マイルスの「ウォーキン」、MJQ、メンデス66などを聴いて描いたもの。今みると、それほど悪くないかも。このプロセスを潜り抜けて、それまでよくわからなかった佐々木マキが「わかる」ようになった。

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