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夏目房之介の「で?」

再会

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さらにびっくりしたのが古い友人との再会。それはもう大昔、まだベベブンギル(アヒル料理の店)くらいしかなかった頃に、この近くにあったウブドラヤ。そこの夫婦、ジャワ人のアグースと奥さんのとし子さんにお世話になり、僕のバリ・ウブド通いが始まった。もはや40年近い昔。アグースがなくなったあと、一度とし子さんにお会いしたままだったが、昨日宿をさがしテガルサリに決めて、近所を歩いている途中、ふと店をのぞいたら、そこにとし子さんがいた。お互いにびっくり。ハヌマン通りのCafe Beras。週に二回、ここに来ているそうで、ほんとに奇遇。とし子さんプロデュースの和弁当(ただしベジタリアン仕様)は、餃子もカツも肉ナシとは思えないおいしさです。冷やし中華もある。店が充実してるのは、やはり便利。

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