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夏目房之介の「で?」

映画『フラットライナーズ』

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http://eiga.com/movie/48834/
リメイクができたせいか、BSで1990年版『フラットライナーズ』を放映。録画をみた。臨死体験の話で、医学生があの世があるかどうかを体験しようと、自ら死亡~蘇生を仲間で繰り返す。面白いと思ったのは、彼らの臨死体験は、すべて罪の意識と償いの課題だったというところ。ちょっと今の日本人には理解しにくい解釈のような気がした。 罪業の深い人間でも救われるという浄土宗的なイメージが浸透してるからだろうか。対してキリスト教圏ではやはり死と罪(及びその審判)が強く結びつくのかなあと。 ところで、この映画、主人公たちを演じる医学生がキーファー・サザランド、ジュリア・ロバーツ、ケビン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィンという今となっては錚々たるキャスト。みんな、若い~!

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