夏目房之介の「で?」

中国、魯迅と漱石の旅(3)

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西湖は、さすがの風景で、ちょっと感動しました。何十倍もの規模の上野不忍池、というとわかんないでしょうが、ちょっとやはり滞在して絵でも描きたくなる景観でした。車が着いたのは楼外楼。かなり急で長い石段を、いつもの修練のおかげで息もきれずに上がると、さらに素晴らしい景色。そこで漢字に関する興味深い議論が少しあって、食事。そこにスッポンと思われる観てくれのスープが。皮も肉も、脂の浮いたスープも似ているので期待したのだが、スッポンよりはるかに柔らかい。おいしいけど、これは一体? 日本語堪能な女性スタッフが「これは○○○です。写真があります」とスマホを取りだすと、隣の女性が「今は見せないで」といってた。しかし両生類だと。日本側で誰かが「あ、オオサンショウウオじゃないかな」といって、なるほどと思い、写真をみせてもらったら、正解。はじめて食べたけど、おいしいものでした。かつて子どものころ白土三平『サスケ』でたしかみたオオサンショウウオを食べるという経験でした。食後、ホストの方の好意で、オオサンショウウオの生きてるのを見せてもらいました。中国でも天然は食べたら罰を受けるらしく、養殖なんだそうです。

写真 楼外楼の石段 西湖畔 楼外楼玄関 オオサンショウウオ 楼外楼の望楼より 楼外楼の厨房 オオサンショウウオの料理

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