”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

DOKY : D(だったら)・O(おまえが)・K(ここにきて)・Y(やってみろ!)

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現場論(遠藤功著 東洋経済新報社) の冒頭で、著者が「現場」に取りつかれた理由が書かれている。

「木を見て森を見ず」もダメだが、「森を見て木を見ず」はもっと危険だと言う。

その「森を見て木を見ず」の経営を象徴しているのが、日本企業の海外駐在員の間で言われている 「OKY」 。

「OKY」 とは、中国などの新興国の最前線で奮闘する駐在員たちに対して、現地の事情も理解せずに無理難題を押し付けてくる本社に対する怒りやもどかしさを表現したもので、その意味は・・・

  • O : おまえが
  • K : ここにきて
  • Y : やってみろ

ということだ。

現場の事情を理解せず、また状況を十分把握しないで、本社の論理(森の視点)だけでアレコレ要求をしてくることに対する怒りということだろう。

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この現場の怒り、叫びは、なにも海外駐在員ではなくても、現場に携わっている人は誰でも感じたことがあるのではないだろうか?

拠点の事情、担当マーケットの状況を理解していない本社、顧客ニーズを理解していない製品開発・サービス部隊、顧客対応の現場を理解していない営業マン、子会社の悩みを理解していない親会社、チームの事情を理解していない上司・経営層、業者に委託した業務の内容を理解していない顧客企業担当者などなど。

たぶん、みんなこう思っているのだろう。

  • D : だったら
  • O : おまえが
  • K : ここにきて
  • Y : やってみろ

現場は、このDOKYを真意を伝えるべきだろうし、"おまえが" やるためにはこうしたほうが良いだろう、こうするしかないだろう、というような提案、代替案も含めるべきだろう。

というところで、「現場論」を読み進めるのが楽しみである。

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