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愉快な会社はオフィスも愉快だった

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愉快な仲間が集う愉快な会社について『イノベーションは愉快な会社の愉快な仲間から生まれる 』で書いたが、そんな愉快な仲間が集う会社のオフィスは、これまた愉快である。

9月19日に参加させていただいた、加藤たけしさん主催の「先進企業の働き方、ワークスタイルの今とこれから」トークイベント で、講師の btrax社CEO Brandon K. Hill氏や WORKSIGHT 編集長 山下正太郎氏も語っていたこと。 それは、会社の活性化のためには社員同士のコミュニケーションの活性化が不可欠である。 しかし、それは社内SNSなどのITだけに頼るのではなく、リアルなオフィスの工夫が必要だということであった。

確かに、米国 Yahoo でさえ、在宅勤務を廃止し、従業員に対して「毎日、会社に出社するように」と通達をだしたりしているし、多くのシリコンバレー企業は Face-to-Face のコミュニケーションを重要と考えているようだ。 そして、彼らのオフィスはデザインが格好いいだけでなく、コミュニケーションを活性化するための工夫がされている。

ちょうど8月末にサンフランシスコ市内にオフィスを持つZendesk社およびシリコンバレーのDruva社に出張した際にオフィスの写真を撮らせてもらったので、ここでいくつか紹介したい。

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Zendesk社の入り口。仕切りは少なく広々としていて開放的である。

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昔のアメリカの個室や背の高いパーティションで囲われた机ではなく、シンプルな机がオープンに並べられている。 机の高さは自由に変えられるようになっていて、疲れたら机を高くして立って仕事もできるようになっているとのこと。

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オフィスのすぐ横にはスナックやフルーツ、飲み物があり自由に食べられる。

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打ち合わせコーナーと会議室。会議室は全面ガラス張り。ブラインドもない。社内会議だけでなく、お客様との会議もここでやるとのこと。

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こちらは、パロアルトにあるDruvaのオフィス。

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Zendeskと同様に開放的なオフィスである。

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ソファーの奥のパントリーにはやはり飲み物や食べ物が置いてあり自由に食べたり飲んだりできる。 昼間からワインを飲んでもよいそうだ。(自己責任)

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同社のCFOが金門橋のタワーに上って撮影したという写真が壁一面に貼られている。

洒落たデザインということもあるが、両社とも、自然に人が集まり、組織の壁を超えた ”リアルな” コミュニケーションがとれるようになっていていた。

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ところで、ビットアイルも同じ天王洲アイルではあるが、本社を移転した。 本社部門、マーケ、営業、技術、運用部隊が一か所に集約することにより、より一層の ”リアルな” コミュニケーションがとれるようになった。 

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開放的なロビー。

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会議室も開放的。 

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集中会議フロアにこんな小路。

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和室の会議室。 非常事態の際には、仮眠室になる。

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