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プレゼン「照準合わせ」の奥深さ - 社内イベントで話して思うこと -

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皆さん、こんにちは。 日本IBMの柴田です。

今日も雨ですね。。。夕方から夜にかけて雪になるということですが、早めに帰れない月曜日です。

今日の内容は、今まで何回か書こうと思っていた「照準合わせ」に関する話題です。先週、社内向けの製品説明セミナーに登壇したときに思ったことを中心にまとめてみたいと思います。

当然のことながら、プレゼンで物事を伝えるときの一番の理想型は「聞きに来た全員が満足する、聞いて良かった」と思う様に伝えたい内容を「うまく照準合わせ」をすることです。。が、そうはうまくいきません。。

社外の大きなイベントの場合、たとえば柴田の場合は大きなIT系のイベントで、IBM製品とソリューションの話をするのですが、この場合が一番「照準合わせ」が難しいですよね? と聞かれることが多いですが、むしろこの場合はしっかりと合わせやすいと考えています。 たとえば、IBMのブレイクアウトセッションを例にとると、まず、セッション案内で「ターゲット顧客レベル(ITPro向けとか、開発者向けとか)」が明確にされるので、こちらもそれに合わせて「シナリオを立てられる」ということなのです。 もちろん、セッション中にお客様の反応を自分なりに確認しながら(この方法は後日書きます) 微調整します。 これでかなり高い満足度が得られるかなと思っています。 もちろん、まれに競合他社の皆さんが退去して出席されアンケート結果を揺さぶることはありますが。。。

やはり、難しいのは「社内向けセミナー」で、社内の皆さん向けのセッションが一番難しいです。 ここは何度やっても結果が異なるので、これはプレゼン作成の醍醐味として楽しめる部分かなと思っています。

社内向けセミナーの場合、聴衆の期待値やレベルが大きく違うケースが多いです。 SEさんや営業さん、マーケティング、他の組織で製品を全く知らない人。。 様々ですし、アンケート結果も非常にシビアに書かれます。

ただ、この場合、スイートスポットは非常に小さいので2つほどに照準を合わせておきます。 ベーシックに伝えたいこととと、ライバルに対するカウンターメッセージです。 特に後者に関しては、単純なコンペ比較では駄目で、やはり「仮想敵」を1-2つ定義して、そこに対するカウンターを強く伝えることでしょうか。 今回はこの部分を少し熱く語ってみたところ、満足度はかなり良かったです。

「仮想敵」を作り上げるには、「より新鮮な生の情報」を仕入れなければいけません。特に現場で他社の情報を聞いているSEさんやSalesの皆さんはこのあたりをしっかり情報収集していないと、役に立たないと思われるはずです。 なかなか難しい部分ではありますが、ここが成功すると快心のプレゼンで、同僚の方の役に立てるので是非皆さんも「照準合わせ」意識してやってみてください。

でも、なかなかうまく「打ち抜ける」ことは少ないわけで。。。日々照準する必要がありますし、プレゼンの醍醐味でもあると思います^^。

少々、わかりづらい、表現であったかもしれませんがご容赦ください。

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