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本日発売「週刊朝日」羽生選手特集でインタビュー記事掲載いただきました

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本日発売「週刊朝日」の『羽生結弦未来へのシナリオ』という特集にて、羽生選手の魅力についてインタビューいただきました。

平昌オリンピックでの羽生結弦選手の演技、深みがあって素晴らしかったですね。
羽生選手については、演技以外の場におけるプレゼンス能力の高さにも以前より注目していました。


一般的なフィギュアスケート選手の話しは、演技における高い表現力と比較すると少し物足りない場合が多いものです。

羽生選手は他のスポーツ選手と違い、"何を語るか"ものすごく準備している方です。他の選手はここまでしません。

「自分の物語」を持っていて、言葉に出来ること。そして、それが伝わり、聞いた人たちが動く。それが羽生選手の強みです。これはリーダーとして大事な資質だと思います。この羽生選手の資質は、ビジネスパーソンのプレゼンにも参考になると思います。

将来、その資質が活かされれば、羽生選手は引退後も世界的に影響力のある存在になっていくと思います。

また、本選の陰陽師をイメージする演出も羽生選手らしく素晴らしかったのですが、予選ショートプログラムの演技も羽生選手の良い面を引き出していて秀逸でした。

羽生選手の資質と音楽の内容が、完全に一致しているからです。

音楽は、ショパン作曲、バラード第1番 ト短調 作品23でした。

バラードとは「物語」という意味です。

映画「戦場のピアニスト」で、ユダヤ系ポーランド人でもある主人公のピアニストは、ドイツ人将校の前で、このバラード第一番を弾いて命を助けられます。

奇跡の物語で人は動くのです。

それが、すべてのプレゼンにおける神髄なのだと思います。




 

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