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才能を引き出す力「オノマトペ」

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昨日の記事にも書きました、けん玉で集中力が高まる方法。

このとき、もう一つ実力を発揮する方法が紹介されていました。

それは「オノマトペ」という方法です。

オノマトペとは擬音で、物事が動く様子を、「だーん!」とか「ぽん!」とかで表現する方法です。

けん玉をしするときにこのオノマトペを使うと、技が成功しやすくなったり、力がより発揮しやすくなるというものです。

たとえば、けん玉で玉を一回転させていれる「飛行機」という技は「ジッ、ブラーン」というオノマトペで行うと成功しやすくなります。

これはスポーツでも応用でき、ゴルフのスイングでも声を出さなかったときと出したときでは飛距離が違うのだそうです。

スティーブ・ジョブズも、プレゼンを行うときに、オノマトペを巧みに使って、表現していました。オノマトペを使うことで、より聞き手の期待値が高まり、商品の価値が伝わりやすくなっていたのです。

そういえば、ピアニストでも、口をもごもご動かしながら弾く人が結構います。
グレン・グールドというピアニストは、大声で歌いながら弾いていたので、録音にグールドの声が入らないようにするために録音技師は苦労したそうです。
これも声にだすことで、より指が思う通りにうごきやすくなるということではないでしょうか。


普段の仕事にも、このオノマトペ、利用してみたいですね。

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