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ライフワークとしての学びを考えます。

寝不足になると肌荒れするというのはウソ?

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最近会う人によく言われるのが「肌がツルツルだね」。

以前は言われなかったのに、なぜ言われるようになったのか?

違いを考えてみましたら、大きな理由は「十分睡眠がとれるようになったこと」ではなかったかと思います。

約1年前までは、理由あって夜11時〜11時半に寝て、朝の4時45分に起きるという生活を続けていました。
ただ、夕方から夜の用事が入ると11時は難しく、そうすると、どうしても寝不足になります。

このぐらいで足りるという方もおられるかもしれませんが、私の場合体を使う仕事をしているので、たっぷり寝ないとどうしても疲労がたまってしまいます。また、集中力も落ちてミスが多くなります。
当時、1週間のうちゆっくり寝られる日が日曜日しかなかったのですが昼近くまで寝ていました。
また、常に寝不足で、電車で座ると瞬時に爆睡していました。隣の人に寄りかかってしまって気がつかないことがあったほどです。今は、寝ることがほとんどなく、本を読んだりできています。

2014年7月20日日本経済新聞に「眠りの通説根拠に『?』」という記事が紹介されていました。

それによると、人によって適切な睡眠時間は違うのですが、ただ、4時間睡眠を2週間続けると極端に作業効率が落ちたのだそうです。

    ・・・・(以下引用)・・・・

個人の適切な睡眠時間について三島部長は「週末に眠る時間がどれほど長くなったかに着目するとよい」と助言する。平日寝不足気味だと週末の睡眠時間は長くなる傾向にある。週末も平日とほぼ同じ時間で収まっていれば寝不足ではないと考えてようという。
(中略)
「肌のゴールデンタイム」はどうだろうか。午後10時〜午前2時の間に寝てないと、体の傷を修復する成長ホルモンが出にくくなり肌が荒れるという考え方だ。成長ホルモンは眠りはじめの2〜3時間の深い眠りのときに多く出るが、「時間帯と成長ホルモン分泌を結びつけるべきではない」と内山真日本大学教授は指摘する。成長ホルモンが肌荒れを癒すというのも根拠が薄いという。

    ・・・・(以上引用)・・・・

とすると、寝不足と肌の調子とは関係なかったようです。

ただ、すっきり寝られているということが、顔色良く見えて肌の調子が良いような印象を与えたのかもしれません。

いずれにしても、寝る時間を惜しんで勉強しているより、しっかりと寝て作業をするほうが、効率よく密度の高い仕事ができるような気がしています。

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