ライフワークとしての音楽を考えていきます

歌うとき「のどぼとけ」が上がっていませんか? か細くて貧弱な声、薄くて浅い声を豊かな声にするお勧めトレーニング

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自分の声が嫌で、人前で歌ったり、しゃべったりするのが苦痛なことってあると思います。
 
私がそうでした。
か細く貧弱。モニャモニャとはっきりせず、薄っぺらな声。
しかし、今、自分が行っているシンプルで簡単なボイストレーニングを始めて、信じられないくらい声が良くなってきたのです。
 
オペラ歌手の、ビロードのような深くて豊かな声。憧れますね。体に楽器の名器を内蔵しているかのようです。一体どうやって出したらいいのでしょうか?
 
声の音色に影響するのは「喉仏」です。
「喉頭(こうとう)」と言われる場所で、喉をさわるとちょっと出っ張っているところですね。
 
この喉頭を下げてみましょうか。
やり方は簡単。
「ふわ~っ」とあくびをしてみると喉仏は下がります。
 
喉頭が下がった状態のまま歌ったりしゃべったりすることができれば、良く響く深い声が手に入るのです。先日、テノール歌手の秋島先生もおっしゃっていましたが、喉頭を下げることが良い発声に必要だということです。
 
音楽専用の良いホールというのは、天井が高いですね?逆に多目的ホールというのはそんなに天井は高くない。天井が高いと音は良く響きます。本当は2階や3階も作れるような空間を犠牲にしてまで建てているわけですから、とても贅沢なことなのですが、そこまでして音を追求しているわけですね。
 
喉頭が下がれば舌の奥が下がって口の中に空間を作ります。要は、良いホールのように、床が下がって天井がより高くなる。共鳴部分をより広く保つことができて、音色が深まり、声量も増えるというわけです。
 
ただ簡単にいかないのは、喉頭は頑張って声を出すと上がってきてしまうんですね・・・。
頑張ると、息が吹き上がってくる勢いと一緒に喉仏が上がってきてしまうのです。だから、実はカラオケで頑張りすぎてはいけない。喉頭が上がってくると、口腔内が狭くなり、とたんに薄くて浅い声、しかも、大声を出すとただうるさいだけの声になってしまいます。
 
喉頭が上がってきてしまうのは、喉頭を上げたり下げたりする筋肉の、下げるための筋肉が弱いからなのですね。
さらに、喉頭の筋肉を鍛えると、声帯をコントロールしやすくなりピッチも安定してくるのです。
 
それでは、トレーニングを始めてみましょう。
 
まずあくびのような状態で口をポカンとあけて息を吸います。どちらかというとアゴを下げるイメージです。舌は伸ばして、下唇にふれているように。喉をさわれば分かりますが喉頭は下がっています。発声しなくても、その状態をキープできるようにしてください。そうすることで、喉頭が下がっていることを意識できるようになります。
 
さて、次はその状態で「ワーッ」と声を出したくなるのですが、ちょっとまってください。慣れていない人は喉に力が入って、やっぱりすぐに上がってきてしまうからです。
 
そのためのボイストレーニングがあります。
 
「リップロール」です。
リップロールは、喉の周囲の筋肉をリラックスさせて喉頭を保ちながら発声ができるトレーニング。喉のマッサージにもなり、最強のエクササイズだと自信を持ってオススメします。

リップロールの方法
 
1、唇を合わせて、空気を吹き込み「ブルブル」と震わせる。
 
やりにくければ、唇を湿らせたり、唇の両端を軽くひっぱって、震えやすいところを探してください。
最初は音無しでのばしてください。慣れてきたら中間から低い音で訓練して、だんだん高い音に持って行きましょう。苦しくなったらそこでストップしてください。一つの音をのんびり「ブルブル」と伸ばし続けるだけでOKです。

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