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小澤征爾さん復帰「75歳から第2の人生」

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昨日、NHKニュースにて、小澤征爾さんの復帰特集を見ました。
 
顔色も良く、エネルギッシュに指揮をしている姿を拝見し、ほっとしました。
しかし、持病の腰痛が悪化。サイトウキネンの公演は、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」の第一楽章、7分のみの演奏になるそうです。
 
ちょうど、リハーサルがあった9月1日は小澤さんの誕生日。
チャイコフスキーの最初の和音が始まったと思ったら、途中からHappy birthdayに変わりました。
オーケストラメンバーによるサプライズだったようで、小澤さんは照れくさそうに苦笑い。
 
「僕、75歳になるんですよ。75歳から第2の人生って変ですか?でもやってみます!」
 
「音楽はぜいたくなものだと思っている人がいるかもしれないけれど・・・鼻歌でも、口笛でも、風呂で歌う歌とかも音楽で、それが案外と生きる上で命に直接訴えてくる大切なものかもしれない思うのです。」
 
何十年の間、休みもせずに音楽界のトップを走り続けてきた小澤さん。
今回大きな病気をしたことで、音楽のこと、さらに生きることをゆっくり考える時間が持てたそうです。
「そういう意味で良いリハビリになった」とおっしゃいます。
 
ベッドの上で死と見つめあった孤独な長い時間のあとに得た気付き。
 
「自分は音楽に生かされている」
 
という深い感謝。
 
死に直面し、死を意識し、生きることへの悟りともいえる境地に達しておられるように思えました。
 
そのとき人は初めて2度生きられるのでしょう。

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