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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

IT使って便利になるってこういうことだよなぁ

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 IT使ってもなかなか便利を実感できないことも多い。まあ使い慣れていればいいけど、そうでないと結局は紙が良かったり、直接話しをいたほうが早かったりということは多い。

 ここでも何度か話題にしているけれど、e-Taxのような仕組み、インターネットもPCも使いこなしているつもりだけど、便利だとはなかなか感じられない。申告書を印刷して郵送した方が早いなぁと毎年思いながらe-Taxと格闘しているような状況だ。

 先日も納税証明書をネットから申請しようとしたら、結局はその証明書を受け取る側が電子証明書を受け入れてくれないので紙が一般的だけれどそれでも電子の証明書にしますか? と、わざわざ税務署の担当の方から電話をもらったりもした。もうここまでくると、ITが明らかに不便だってことになってしまう。この他にも使われない電子申請の仕組みが数多くあることが報道されており、金かけていったい何やってんだかと思う次第。

 ところで、今日のニュースにこんなのが。

 なんとコンビニで住民票や印鑑証明が取れるようになるとか。これはかなり便利だ。とりあえず、実験的に初めて、ゆくゆくは多くの自治体に広げて、さらにはセブンイレブン以外のコンビニでも取得できるようにするとか。

 前々から、偽装が心配されるコンサートチケットなどもコンビニで発券されていたわけだから、住民票ぐらい簡単にできるだろうとは思っていた。それがやっと実現したというわけだ。取得には住基カードがいるようで、まだ敷居は高いのかもしれないけれど、これが便利だとなれば住基カードもいよいよ活躍の場が得られるということに。

 次の試みとしては、住基カードの仕組みをおサイフ携帯に取り込めるようになるといいなぁなんて思ってしまうんだけど。総務省さん、いかがだろうか?

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