IT業界での少し気分がアップする出来事、心持ち役立つこと、ややイイ話

ファッション系大学院でのIT授業

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普段、どちらかというと、ファッションとは縁遠い私ですが、ファッション(服飾系)関係の大学院で講義をしてきました。
といっても、もちろんファッションのことではありません。文化ファッション大学院大学の「経営情報システム演習」という授業です。
特別講師として、三回(三週)に渡っての講義でした。中小企業診断士の試験科目にも「経営情報システム」があるくらいですからね。ITの授業は、SE・プログラマを目指す人のためだけでは無いのです。

第1回目は「CRMシステム」。主に企業での使われ方について。
CRM、SFAが生まれた背景から、実際のCRMシステム導入プロジェクトの目的や導入後の業務フローや、CRMシステムの実際の画面まで、私自身のSE時代のシステム構築経験も踏まえてお話ししました。なので、そのための資料を作成しているときは、少し懐かしく感じました。

第2回目は、「Webシステム」。1回目がシステムの目的や活用の仕方に焦点を当てていたのに対し、仕組みよりのお話をしました。Webページが表示されるまでの情報の流れから、HTML、PHPプログラムによる実際のWebページ作成まで。専門学校で教えている学生とは違い、IT業界を目指している訳ではないので、プログラミングが出来るようにすることが目的ではありませんが、言葉だけではイメージし難いものであっても、少しでも体験すれば、実感できたり、グッと興味が湧いたりしますからね。学校のセキュリティポリシーで生徒のパソコンに開発環境をインストールすることが出来ず、HTMLファイルをメモ帳で作って、ブラウザで表示してみる程度でしたが、CSSファイルを触ってデザインが変わったときは歓声が上がっていました。

第3回目は、「データベースシステム」について。前回よりも、もっと仕組みよりの話になりました。

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前回の「Webシステム」との関連を考えて、最後は、ショッピングサイトをイメージした「検索で絞り込める商品一覧ページ」を作成しました。とはいえ、生徒のパソコンにDBサーバーを用意できないので、講師(わたし)のパソコンだけでの実演になりました。実際にプログラミングを少しでも体験できると、もっと楽しんでもらえたのにな・・・と、ちょっと残念。

SQL文なんて知らなくても、と思うかもしれませんが、中小企業診断士の試験では、過去に、こんなSQL文も出題されたりしているのです。

平成22年第12問
下表は、2010年2月9日のあるスーパーマーケットの売上表である。この表に対して、次のSQL文を実行した結果として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 SELECT 顧客ID FROM 売上表
    WHERE 商品名 LIKE '野菜%'
    AND 単価 > 100

Table

もちろん、こういうSQLを組めるようにすることが目的では無いのですが、「こんな仕組みで動いてるんですよ」というのは伝えたかったのです。

授業後、講義を学生と一緒に聞いてくれていた先生から「(サーバー)をどうやったらインストールできるんですか」との質問がありました。「家でやってみたい」とのこと。
一番ウレシイ言葉を頂きました。
 

Img02
 

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