IT業界での少し気分がアップする出来事、心持ち役立つこと、ややイイ話

中学生でもできたAndroidアプリ開発講座

»
昨日(日曜日)、久しぶりに、「小学生でもできるAndroidアプリ開発講座」を実施しました。
過去2回、一般の人向けに開催し、実際に小学生(高学年)も参加してアプリを完成させた実績があります。(「『小学生でもできるAndroidアプリ開発講座』は、本当に小学生でもできるのか!?」)
今回は、中学校のパソコンクラブのための特別開催です。

 

お昼休みを挟んで、前半と後半、二つのグループに分かれて、合計16名の中学生が参加しました。

 

Imag0173

 

席は5名分しかないので、何人かはペアプログラミングのように、一つのパソコンを2人で操作することになりました。
区切りの良いところで交代でやったり、キーボード入力をする人とマウスを動かす人、というように作業を分担したり、やり方は、それぞれのペアで相談して行っていました。

 

Imag0172

 

「小学生でもできるAndroidアプリ開発講座」では、App Inventorというツールを使って、2時間で3つのアプリを作成します。
App Inventorは、画面にドラッグ&ドロップで部品を置いたり、ブロックの形をした部品の機能をパズルのように組み合わせていってスマートフォン(Android)用のアプリを作ることができるツールです。Googleが開発・提供を開始し、現在は、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディア ラボのモバイル教育センターがサービスを提供しています。
App Inventorを使えば、難しいプログラミングについての知識や経験は必要ありません。

 

Mitappinventor

 

App InventorはMITのサーバーとインターネットでつないで、「Designer」、「Blocks Editor」、「エミュレータ」を使って、Androidアプリを開発します。

 

Appinventor

 

中学生たちは、最初、この3つの画面の切り替えに戸惑っていましたが、タスクバーに表示されるアイコンでの切り替えを覚えると、「Blocks Editor」などは、特に問題もなく、どんどんブロックを組み立てていきます。
どこに何があるのか、体系を理解して、目的のブロックを探すのではなく、「さっき、この辺にあったな」という感じで探していき、ブロックの色、形で、見つけ出します。
たぶん、どのブロックで何をやっているのか、この処理にどういう意味があるのかなど、良く分かっていない子も多かったと思いますが、それでも、テキストの手順どおりやっていくと、アプリが組み上がっていき、エミュレータ上で動き出すので、「自分で作った」という実感は得られます。
プラモデルを設計図を見ながら、部品を探して、組み立てて行く、という感覚に近いかも知れません。

 

■使用したテキストの一部
Textbook

 

技術的には問題ない彼らですが、集中力が大きく作業に影響します。最後まで集中して出来る子も多いのですが、ちょっと途中で飽きてしまい、余計なクリックをしたり、手がとまってしまってしまう子が何人かいました。特に1年生は、その割合が多かったかも知れません。
それでも、飴をあげたり、途中で体操したり、「そろそろ変わろうか」とペアの交代を促したり、顧問の先生がペアプログラミングに加わったり、いろいろ工夫して、全員が何とか最後までたどり着くことができました。

 

Imag0175 Imag0176

 

Imag0178

 

考えてみたら、専門学校の授業は50分、大学の講義でも1時間半、パソコン教室は1時間交代、やはり中学生に2時間は長すぎるのかも知れません。
集中力が続く子は続きますが、そうでない子は1時間くらいが丁度良いように思います。
本当は、1時間づつ2日間に分けて実施するのが良いかも知れませんが、2日間スケジュールを確保するのは、中学生とはいえ、難しいことです。(うちの娘も中学生ですが、「忙しい」、「時間が無いと」、しょっちゅう言っています)

 

今度は、1時間でも、そこそこ作りごたえがあって満足感が得られるアプリ(教材)を考えてみたいと思います。

Imag0179
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する