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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

早くも入梅宣言

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めんそ~れ!

連休に入って、鬱陶しい天気が続く沖縄ですが、4月30日に平年より9日も早く、昨年より6日も早く入梅したということです。

毎年この時期になると注意が必要なのが、カビです。沖縄に生活して1年目にやられてしまい、同じく東京から来た連中で1年前から住んでいた人達に、「沖縄ではこの時期絶対除湿機を付けておかないとだめですよ。」といわれてしまいました。

前日の4月29日には、県内の3月失業率が発表されました。6.2%と前年同月比は1.8%改善されており、少しは良くなってきているようです。しかしながら、求人倍率は0.30倍と先月よりもさらに0.01ですが、悪くなってきています。ただし、月間有効求人数は前月比2.2%増となったようですが、月間有効求職者数は、4万5742人と統計を取り始めた1972年来最多となってしまいました。

沖縄労働局は、東日本大震災の影響が県内経済に波及する可能性に触れ、「予断を許さない」と分析している。

一方、総務省が発表した全国の完全失業率は、前月と同じ4.6%、求人倍率は0.63倍となっており、沖縄と比べると沖縄の悪さ加減がひしひしと感じられます。しかしながら、この統計は東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島を除いており、厚生労働省によれば、3県で離職票や休業票の交付を受けた人は、約7万人になっているということで、これらの地域への支援の必要さがわかる。

それにしても、宮城県の3万6887人に比べ、沖縄の4万5742人はどうなってるんだと思ってしまいます。

沖縄県の場合、給与所得が低いので、夫婦ともに働かないといけない家庭が多いと思われます。失業者の職業訓練を開始して、1年4ヶ月あまりがたちましたが、今までに200人以上の受講生とあってインタビューをおこなっています。島の中で就職を探さないといけないという状況に、いつも厳しいものを感じてしまいます。

第一の産業である観光が今年は少し厳しそうなので、さらに心配です。

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