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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

ろう学校からの企業体験学習

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めんそ~れ!

今週から、沖縄ろう学校の生徒さんの企業体験学習の受け入れを行っています。

企業体験学習は、実際の企業での仕事を体験することで、社会に出てからの活動に役立てようということでおこなわれており、2週間の間弊社での業務を体験していただいたり、ビジネスマナーなどの習得をしてもらったりする予定です。

企業体験は、いろいろな学校で行われていると思いますが、ろう学校ではなかなか受け入れ先が少ないので、介護施設やレジ体験などが多く、実際の企業での学習はできてなかったようです。

今回、弊社が聴覚障害者の雇用推進をおこなっていることを知ったろう学校の先生の訪問を受けて実現しました。

今回来ていただいている方は、聴覚障害者では難しいと思われる「パソコン技能検定」の1級資格に挑戦して、資格取得されたかたです。

そういうこともあり、パソコンの技能を生かせる道に進みたいと考えておられ、弊社の業務に興味を持っていただいたようです。

現在、オペレーションリーダーのKさんと聴覚障害者のSさんとが、学生さんへの研修を実施してくれています。

Kさんに感想を聞くと、チャットでの対話の中で、健聴者が何気なく使っている「つなぎ言葉」のようなものに関しては、なかなか理解して、覚えていただくのが難しいということでした。

弊社では毎日、手話の勉強会を実施しています。少しずつ手話の技術も上がってきたのですが、学習をしながら思うのは、やはり、「つなぎでつかう言葉」みたいなのが、「ない?(まだ、言い切るだけの自信はないですが)」ので、外人の片言日本語のような感じです。

どうにか手話で意思は通じるようになってきていますが、話し言葉の中には「相槌」や「鸚鵡返し」、「意味のない返事」みたいなものがあるのを改めて感じています。

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