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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

組込みソフトウェア向けテスト自動化の講演とディスカッション

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2013/12/13と2014/1/24に組込みソフトウェア技術コンソーシアム主催の組込みソフトウェア技術研究会でテスト自動化の回を担当しました。場所は静岡大学浜松キャンパス。テスト自動化の会は全部で2回あり1回目は私が担当しました。私が担当した部分は主にテストを実行するプログラムを書くためのフレームワークでした。1時間程度で自動化のフレームワークUnityを実際に使いながら説明の後、参加者でディスカッションしました。

網羅性を確認するためのスクリプトテストに該当するものを自動化するために何をすべきか、インプットのバリエーションの多いテストの自動化をどうすべきかといった課題や実施している自動化の内容を共有しました。

2回目はテスト自動化においていくつか講演されている井芹氏をお招きして、もう少し広い自動化の話とテスト駆動開発の話をしていただきました。その後のディスカッションでも「うちではこういうことをしている」「こういう仕組みを作った」といったような事例を参加者間で共有でき有意義な内容となりました。

当日の資料を参照している井芹氏のブログエントリはこちら。資料62ページのテスト自動化の分類は議論を整理するのに役立つと思いました。20ページのカテゴリも役に立つのではないかと思います。

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