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2018年のドメイン取引ランキング

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ふと気づくとドメインが盗まれたから1年が過ぎていました。デポジットは残っているものの、大多数のドメインを Enom から移管してすごしていますが、今年も DNJournalドメイン取引2018年のドメイン取引ランキングについてまとめておきます。毎度のことながら公開された取引だけです。たとえば、最近の note.com は間違いなく6桁ドル以上で取引されていると思いますが、こういうものは対象外です。

.comの人気は相変わらずですが(85個)、その中にIDN(国際化文字列)が1つ(Forbrukslån.com、1,000,000クローネ≒$123,000)ある他、新TLDが4つ(.casino、.club、.loans、.rentals)、ccTLDが8つ(.ai、.co、.co.kr、.com.au、.de×2、.es、.ro)もあります。レガシーなTLDである.netが1つ、.orgが2つしかないことを思うと、.com一強で、残りのTLDは新旧に関係なくザコっぽい感じになってきました。IDNがランキングに出てくるのも珍しいですが、かつて「日本.com」が10万ドルで取引されたこともあります。ずっと売り出し中(入札最低価格は$1999)ですけれど。

ドメイン取引絶頂期(2014年)には、GMOがz.comという1文字ドメインを8億円で買いましたが(売主は日産)、昨年はq.orgという1文字ドメインが50万ドルで取引されています。単発の取引で比較してもしかたないでし、時期も違いますが、額の差は1000倍以上。ここでも.com と .org(非.com)の格差を感じます。

100位までの総額は2753万ドルで、昨年よりは微増。まあ、ほぼ横ばいです。100万ドル以上の取引は3つだけで2012年の2つ以来の少なさです。ただ、100位の取引は6万ドルで昨年と同じです。爆買いが過ぎて久しく、売り込みメールも少なくなりましたが、昨年1年の間に暴落した仮想通貨に比べれば安定した市場だとはいえそうです。例によって一攫千金を狙うのはお勧めしませんが、3文字.comが1万ドル台で取引されるのを見かけたこともあります。金に困った所有者がリーズナブルに手放すケースはあるかもしれません。ショートレターや(note.comのような)誰にでもわかるワード系を入手する機会があったら、手を付けておくのも悪くないでしょう。(そんな機会、普通はないです)

なお、例年のネタにしている世界初の日本語TLDである「.みんな」は最新の登録数(2018年10月)で4210個(2018年12月は4,156個)。激減するどころか横ばいで、もう取り上げる意味はなさそうです。意図的に探せばありますが、普段は全然見かけないんですけど、どこで使ってるんでしょうね。40万くらいかけたらしい「こっち.みんな」も塩漬けのままみたいです。

トップ100の取引総額の推移は、以下の通りです。

取引総額(※)
2018 2753万ドル
2017 2623万ドル
2016 2583万ドル
2015 3867万ドル
2014 4244万ドル
2013 2714万ドル
2012 1825万ドル
2011 2231万ドル
2010 4439万ドル
2009 3462万ドル
2008 4395万ドル
2007 4324万ドル
2006 2970万ドル
2005 1643万ドル
2004 991万ドル

DNJournal による取引額トップ100の総額。

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