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2014年のドメイン取引ランキング

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今日、出掛けようと思ったら雨が降ってきました(すぐにやみましたが)。これは何かの啓示だと思って、書きそびれていたドメイン取引ランキングを取り上げます。

......と、その前にひとネタ。昨年のランキングのエントリで取り上げた新gTLD「.みんな」のことをご記憶でしょうか。2014年は、新gTLDが次々に投入される ICANN にとって記念すべき年であり、「.みんな」は google(の関連会社)が運営する日本語TLDです。登録が始める前から話題になっていた「こっち.みんな」ドメインは、オークションの落札価格が40万円を超えたそうですが、今なお具体的なサイトはできていません。サイトができているものもありますが、そろそろみんな「.みんな」のことは忘れてきているのではないでしょうか。ちなみに、昨年11月時点での「.みんな」ドメインの登録数は3,645個。後から始まった .nagoya ドメインの3,857個に負けてます。

閑話休題。

さて、すっかり時期外れになってしまいましたが、DNJournal による「年間ドメイン取引ランキング」についてまとめます。このランキングは、主に sedo などの取引サービスが使われて公開されたものが対象です。

昨年、公開された取引で100万ドルを超えたのは11個で、まとめはじめてからはじめて2桁になりました。とくに年末の大取引となった「z.com」は日本の企業(GMOインターネット)が購入したものであり、目を引くものでした。100位までの取引総額も4244万ドルと、かつてのピーク(2007年(4324万ドル)、2008年(4395万ドル)、2010年(4439万ドル))に匹敵するまでになりました。ただし、上位に取引額の高いものがあったためでもあり、2007年と2008年は100位の取引が10万ドルでしたが、2014年は6.4万ドルにとどまっています。

ドメイン取引は、最初のバブル期(2000年頃、business.comが750万ドルで取引されたのちの時期)の後、いったん大きく下落して3文字の英字.comドメインが200ドル前後まで落ち込んだことがあります。その後、ふたたび取引価格が上昇するようになり、2008年のリーマンショックでふたたび崩壊しました。昨今では中国系の資金が流れ込んでいるようで、3文字の英字.comドメインに1万ドル程度のオファーが来ることも珍しくないようです(これはリーマンショック前よりも高値です)。ある意味、投機的な価格上昇でもあるので、この状況が維持されるのかどうかも微妙なところではあるのですが、今後の展開が楽しみではあります(他人事ですけど)。

トップ100の取引総額の推移は、以下の通りです。

取引総額(※)
2014 4244万ドル
2013 2714万ドル
2012 1825万ドル
2011 2231万ドル
2010 4439万ドル
2009 3462万ドル
2008 4395万ドル
2007 4324万ドル
2006 2970万ドル
2005 1643万ドル
2004 991万ドル

DNJournal による取引額トップ100の総額。

2013年のドメイン取引ランキング
2012年のドメイン取引ランキング
2011年のドメイン取引ランキング
2010年のドメイン取引ランキング
2009年のドメイン売買ランキング
2008年のドメイン売買ランキング
2007年のドメイン売買ランキング
2006年のドメイン売買ランキング
2005年のドメイン売買ランキング

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