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池井戸潤著「下町ロケット」

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恐らく多くの方々同様、私が始めて池井戸潤さんの作品に触れたのは、テレビドラマ「半沢直樹」でした。

普段は滅多にドラマを見ないのですが、当時話題になっていた半沢直樹シリーズの第3-4回目あたりの予告編をYouTubeで見る機会があり、「面白そうだな」と興味を持ち、その週から見始めると、毎週放送されるのが楽しみになりました。

ちなみに「半沢直樹」の前に夢中になったのは、「冬のソナタ」なので、私がテレビドラマを見るのは10年に一度くらいのペースです。

 

そんな池井戸潤さんの作品ですが、このたび遅ればせながら、初めてご著書を読みました。直木賞を受賞した「下町ロケット」です。昨年末に文庫本になっています。

調べてみると、「下町ロケット」が週刊誌に連載された後に出版されたのは2010年。一方で半沢直樹の1作目である「オレたちバブル入行組」の出版は2004年。「下町ロケット」の方が後なのですね。

文庫本にして500ページの大作です。

「まぁ、読み終えるまでに最低2-3日はかかるだろうなぁ」と思いながら、昨晩、つい何の気なしに読み始めたのですが、40ページ目を越えたあたりから読むのが止まらなくなりました。

理不尽な状況に追い込まれて苦しめられる主人公が最後には勝つ、まさに「半沢直樹」シリーズと同じく勧善懲悪で爽快なストーリー。

結局、目が冴えてしまって次から次へとページをめくり、気がついたら明け方近くまでかかって読了してしまいました。

読み終えて、とても元気が沸いてきました。

 

「下町ロケット」は、恐らく池井戸潤さんが書かれた数多くの作品の中でも代表作の一つでしょう。

作家の代表作を読むのはいいものだ、と改めて思いました。

よい作品に出会えるのは、幸せですね。

 

ただ、寝る前に読み始めると、寝るタイミングを逸してしまうので、要注意ですね。

 

 

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