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なぜ「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」が売れるのか?

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「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」という本が売れているそうです。

私も昨年買って読んでみましたが、非常にコンパクトな内容にも関わらず、物語仕立てで会計のことがとても分かりやすく書かれており、楽しめました。

本日(2007/1/24)の日本経済新聞夕刊の記事「ベストセラーの裏側」によると、当初のタイトルは「会計のひみつ」というタイトルだったそうです。

記事によると、「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」や、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」といった本が刊行される中、インパクト不足として変更したそうです。

確かに、内容は「会計のひみつ」そのものなのですが、このタイトルではあまりにも普通で、ちょっとヒットは望めなかったかもしれませんね。

やはりタイトルや商品名は非常に大切、ということだと思いますが、あまりに凝りすぎたタイトルだと、どんな本なのか分かりづらくなってしまうのが難しいところですね。

ということで、逆説的なタイトルをつけさせていただきました。

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