これからの時代を言葉でつむぐビジョナリ―ブロガー

企業が素っ裸になる時代

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本日、ソーシャルリクルーティングカンファレンスなるものに参加してきましたので、印象に残った部分をご紹介いたします。

■ソーシャルリクルーティングカンファレンスとは
こちら、ソーシャルリクルーティング社が主催しているイベントで、活用事例紹介や、キーパーソンによるパネルディスカッションなど盛りだくさんの内容で、なんと5時間半に渡る、大分ボリューミーなコンテンツとなっております。事例紹介では、日立さん、アサツーディ・ケイさん、ユニデンさん、KLabさんの4社のそれぞれ担当者の方が登壇されました。

途中、LinkdIn活用や、中国新卒採用事情の紹介をはさみ、ラストは、garbs代表取締役の大畑氏、株式会社リクルートでCodeIQを提供しているサカタ氏、ソーシャルリクルーティング春日氏によるパネルディスカッション。こちらの内容が示唆に富んだものだったので、一部分をご紹介します。

■ソーシャルリクルーティングをやっているだけでは差別化できない
2013年卒採用で、採用facebookページを作成した企業は1,400社に上るそうですが、この増加傾向は今後も続く見込みです。なので、ソーシャルリクルーティングをやっています、facebookページやってます、だけでは他社との差別化ができない。先行者利益はもうそこにはない、という状況です。これまでは、新しいということだけで、企業としての先進性をアピールできたかもしれませんが、これからは、採用計画全体をきちんと設計した上で、各ツールの活用有無を判断しなければ、新しい時代の人材獲得競争を生き抜くことはできません。

■企業が素っ裸になる時代
多くの企業がソーシャルリクルーティングに乗り出すと、配信コンテンツの差別化が困難になり、アピーリングなコンテンツが増え、すなわち、表面的な情報しか出さなくなってしまう可能性があります。そうすると、これまでのナビサイトの情報となんら変わらない。でも、本音ではない表面的な情報を隠し通せる時代は終焉を迎えようとしていますし、また、そうあるべきです。企業の透明化を徹底的に推し進めるしかないのです。企業が多少のネガティブな側面があるのは当たり前で、それをきちんと学生に伝えた上で尚、入社したいと思ってもらえるような企業づくりこそ本質なのではないでしょうか。お化粧をしない、素っ裸のノーメイクの企業となること。美しいではありませんか。これからの人事担当者は、一企業として、本音をさらけだして、共感してもらえる企業になるために、真剣に取り組まなくてはいけないでしょう。

■私的な雑感
ソーシャルリクルーティングは、ツールの問題ではない、ということは分かっていたつもりでいたが、想像以上に奥深い。本当に深い。採用活動を問い直す中で、経営の方向性自体を問い直し、それに基づいて、どのように企業としての魅力を学生に伝えていくのかが重要になってくる。企業が自社をオープンに曝け出すことによってのみ、学生との本当のマッチングは生まれるはずです。裸になって尚、強い企業。自社の弱みを曝け出してもなお強い企業。これから人材獲得競争は本格化する中で、人事担当者の腕の見せ所は、これからなのでしょう。


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